あの主人公が来た!!(緑谷ヒロイン)
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『お、女の子をいじめようとする悪い子は
あ、愛と癒しのエンジェルヒーローラファエルが
天に代わって…お、お仕置きよ!!』
爆豪「…………」
緑谷「…………」
「「「「…………」」」」
ムーン「カ、カッコいい~!!!!」
うさぎちゃんが強く抱きしめてくれたけど
恥ずかしくて恥ずかしくて
穴があったら入りたい気持ちを堪えるのに精一杯だった
見るのは好きなのにやる側だとこんな恥ずかしいなんて
「「「「(何かこっちまで恥ずかしい…!!)」」」」
峰田「俺、ラファエルにお仕置きされたいぜ!!」
上鳴「俺も~♪」
緑谷「(ヒーローノートに今すぐ書きたい!!
忘れないうにちもう一回やってくんないかな聖)」
爆豪「(ざけんなよ、あのバカ女…年考えろ!!)」
轟「(…難しくねぇのか、あのポーズのやり方)」
恥ずかしさを噛み締めていたとき
いきなり天井から嫌な感じがして見上げると
黒い渦みたいなのが現れた
ムーン「!?…あ、あれ私が落ちた渦!!」
『じゃあ、あの渦の中に入れば元の所に戻れるんじゃ!!』
ムーン「で、でもまた違う世界に行くかもしれないし
それ以上に…こ、怖くて嫌だ~~!!!!」
「「「「(な、泣いた!!!!)」」」」
『泣いちゃダメだよ、セーラームーン!!』
ムーン「!?」
うさぎちゃんに微笑むとうさぎちゃんの右手を
両手で強く握りしめた
『大好きな仲間や…愛してるまもちゃんさんの所に
帰らなくちゃ!』
ムーン「!?…聖さん」
『皆、うさぎちゃんの帰りを待ってるよ?』
ムーン「…っ……はい!!」
緑谷「聖……」
爆豪「…………」
轟「…………」
麗日「!あ、あれ何!?」
黒い渦の中に輝く、青と赤と緑とオレンジの光
ムーン「皆が…仲間が場所を教えてくれてるんだ!!」
『行こう!!』
ムーン「で、でも渦が小さくて入れない…」
緑谷「…なら僕たちが一斉に攻撃してみるよ」
『!…出久』
緑谷「攻撃で入り口が開いたら
聖が羽根でセーラームーンを抱えながら
ギリギリの所まで連れていくっていうのはどう?」
『でも…』
緑谷「何かあっても大丈夫だよ?僕を…皆を信じて聖」
『出久……』
ムーン「…………」
皆が微笑んでくれてるのに安心して頷くと
うさぎちゃんに微笑んだ
『行こう!!』
ムーン「は、はい!!」
うさぎちゃんの手を掴むと
皆が穴に向かって攻撃体勢を取ってくれていた
『皆…お願い!!』
上鳴「無差別放電130万Vォォ!!!!」
切島「烈怒頑斗裂屠(レッドガントレット)!!!!」
轟「穿天氷壁!!」
爆豪「…徹甲弾A・P・ショットォォ!!!!」
緑谷「ワン・フォー・オール・フルカウル
デトロイトスマッシュ!!!!」
皆の攻撃が当たった瞬間
黒い渦が広がったのを確認して大きく羽ばたいた
うさぎちゃんを渦の前に連れていくと
うさぎちゃんが渦の中に飛び込んだ瞬間
私に振り返って微笑んでくれた
ムーン「聖さん本当にありがとう!!
あたし…聖さんに会えて良かったです!!」
『うさぎちゃん……』
ムーン「あと気付いちゃいました!聖さんの好きな人♪」
『え?』
うさぎちゃんの見下ろした先には出久がいて
不思議そうに私達を見ていた
慌ててうさぎちゃんを見ると優しく微笑んでくれた
ムーン「聖さんの思いは絶対伝わりますよ?」
『…っ………』
ムーン「どんなにピンチの時も絶対諦めないで下さい!
…それが可憐な乙女のポリシーですよ♪」
『!?…うさぎちゃん!!』
渦の入り口がどんどん狭くなっていく
うさぎちゃんは腕を天井に向けるとポーズを決めていた
ムーン「幸せになろうとしない子は
愛と正義のセーラームーンが…月に代わってお仕置き
よ!!」
『!?』
渦の入り口が完全に閉じた瞬間、渦が消えてしまって
ゆっくり地上に降りると出久が駆け寄って来てくれた
緑谷「…大丈夫だった?」
『うん!』
緑谷「…無事会えるといいね」
『…絶対会えるよ』
緑谷「え?」
『うさぎちゃんは大事な仲間と愛する人と
絶対幸せになれる人だもん♪』
緑谷「…そうだね」
ありがとう、うさぎちゃん
うさぎちゃんの言葉、絶対忘れないよ
~月野うさぎ End~
緑谷「ねぇ、聖」
『ん?』
緑谷「あのさ…さっきの決め台詞
コスチューム着てやってくれない?」
『…絶対やらない!!!!』