連載ヒロインとハグしてみた
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※大人轟×ヒロイン
『ですから警備を広げて……そうです、はい…分かりました』
轟「…だいぶイラついてんな想さん」
『!』
怒りながら電話を切った私に
夕飯のお皿を洗い終えた焦凍君が声をかけてくれて
一気に恥ずかしくなった
『ごめんなさい…』
轟「いや、別にいいけど…何かあんのか?」
『…明日ハグの日でしょ?それにちなんでファン限定で
エンデヴァーさんの抱擁会が開催されるのよ』
轟「…………」
『握手会ならまだしもハグなんて…もし敵が
ナイフを隠し持ってたりしたら腹部刺されて終わりよ?
だから警備も強化しないといけないし…確認する事が多くて』
轟「…大変だな」
『ハグしたい気持ちは分からないけど
エンデヴァーさんに会いたくてわざわざ来てくれるんだもの
絶対成功させてみせるわ…ごめんね焦凍君
もう少し資料整理しててもいい?』
轟「…ああ」
パソコンに集中してたら
いきなり後ろから焦凍君に抱きしめられて
思わず動きを止めてしまった
轟「想さんなら大丈夫だ…頑張れ」
『…ありがとう』
この資料が完成したら
少しだけ甘えさせてあげようかなって微笑むと
焦凍君の腕を優しく握り返した
焦凍君の抱擁と後ろからのイケメンボイスのおかげで
気合いが入りすぎて、ものすごい早さでパソコンを打っていく
そんな私を、焦凍君が驚きながらも
優しく見つめてくれてたなんて全く気づかなかった
End