あの主人公が来た!!(緑谷ヒロイン)
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次の日
うさぎちゃんに学校を案内しつつ
皆が訓練しているグラウンドに向かった
皆は必殺技を更に強化するため練習に取り組んでいた
うさぎ「皆のコスチュームカッコいい~!!」
『その人の"個性"…戦い方のスタイルに合わせて
服も改良したりしてるんだよ?』
うさぎ「聖さんのコスチュームはどんな感じですか?」
『…み、皆と変わらないかな?』
「「「「「(嘘つけ!!)」」」」」
うさぎちゃんに苦笑すると
うさぎちゃんの制服のリボンの真ん中にある
ブローチが綺麗で目に止まった
『素敵なブローチだね?』
うさぎ「これは………ああ!!」
『ど、どうしたのうさぎちゃん?』
うさぎ「私も変身します!!」
『え』
うさぎ「…ムーン・クリスタルパワー・メイクアップ!!」
『!?』
うさぎちゃんが手をかかげるとピンクのオーラに包まれた
そのオーラが温かくて目が離せないでいると
オーラが消えた瞬間
目の前いたのはセーラー服を着たうさぎちゃんじゃなくて
セーラー服だけど…物凄く短いミニスカートを履いた
可愛い格好のうさぎちゃんだった
爆豪「は」
緑谷「え」
「「「「なんだぁ!?」」」」
上鳴・峰田「「キタこれミニーー!!!!」」
うさぎちゃんが私に振り向くと右手を天井に向けていた
ムーン「私は愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン!
月に代わって…お仕置きよ!」
「「「「(自分で美少女って言った…)」」」」
爆豪「…バカだろあいつ」
緑谷「か、かっちゃん!!」
『セーラームーン……すっごく素敵だね!!』
「「「「え…」」」」
うさぎちゃんの決め台詞とポーズのカッコ良さに興奮すると
私に駆け寄ってくれた
うさぎ「えへへ…何か恥ずかしいや♪」
『恥ずかしがらないでセーラームーン!!
とってもカッコよかった!!』
切島「…すげえ興奮してんな天堂」
爆豪「あいつもバカだろ」
緑谷「(プッシーキャッツの時もそうだったけど
聖って、決め台詞とか好きだよな…)」
うさぎちゃんが私に微笑むと質問してきた
ムーン「聖さんは決め台詞とかないんですか?」
『?…特にないけど』
ムーン「なら決め台詞作りましょうよ!!」
『…えぇ!?』
まさかの提案に驚くと
考えるポーズをしているうさぎちゃん
ムーン「…試しに私の台詞を当てはめて言ってみませんか?」
『い、いいよそんな…』
ムーン「はずかしがらないで下さい!ちなみに聖さんは
何の戦士なんですか?」
『何の戦士…?』
ムーン「あたしは月の力で敵を倒すセーラームーンです!」
『…なら私は天使の力で敵を倒すラファエル…かな?』
ムーン「素敵~!!他に何かありますか?
あたしは愛と正義をモットーにしてますけど!」
『私は…皆の心と身体を癒せるヒーローに…』
ムーン「!…なら♪」
うさぎちゃんが考えてくれた決め台詞を教えてもらうと
恥ずかしくて堪らなくなった
『い、言えない!!』
ムーン「恥ずかしがらずに♪…あのいかにも悪役みたいなお顔の
あの人に向かってどうぞ!!」
『!?』
爆豪「…はぁ?」
爆君とばっちり目が合うと
何故か私の所に向かって歩いてくる
爆豪「誰が敵顔だって…あ"ぁ!?」
ムーン「ひぃぃ!!こ、怖いけど…さすが敵顔だけある!!」
爆豪「ンだとこのお団子頭!!」
ムーン「な!?…お、お団子頭って言っていいのは
まもちゃんだけなんだからー!!」
爆豪「知るかァ!!」
『や、止めなさい!!』
爆豪「!」
緑谷「(…聖?)」
顔を赤くしながら爆君を睨むと勇気を出して声を張り上げた