あの主人公が来た!!(緑谷ヒロイン)
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うさぎ「やっぱりわたし…料理の才能無いんだ~」
『そ、そんな事ないよ!…今度は一緒にやろう?
折角作るんだから諦めちゃ勿体ないもん!』
うさぎ「…っ…わたし…諦めない!!」
『よし、頑張るぞー!』
うさぎ「おー!!/////」
「「「「「(大丈夫かよ…)」」」」」
緑谷「(大変そうだな聖…)」
*~**~*
何とかカレーを作り終えて二人で手を合わせると
うさぎちゃんがカレーを食べた瞬間、瞳を輝かせていた
うさぎ「お、美味し~い!!」
『良かったぁ~…』
うさぎ「まこちゃんの料理に負けないくらい美味しいです♪」
『まこちゃん?』
うさぎ「私のお友達です!
お料理にお掃除が大得意なんですよ!」
『ふふふ、いいお嫁さんになれそうだね♪』
うさぎ「お嫁さんかぁ~…あたしも早くまもちゃんの
お嫁さんになりたーい!!」
『まもちゃん…?』
うさぎ「まもちゃんは…あたしの彼氏です!えへへ/////」
峰田・上鳴「「(んだよ、彼氏持ちかよ…)」」
『なるほど♪』
うさぎ「聖さんは恋人いないんですか?」
『え?』
うさぎちゃんの言葉に直ぐに返事をした
『いないよ!』
うさぎ「えー!!聖さん絶対モテそうなのに!!」
『そんな事ないよ!』
うさぎ「…じゃあ好きな人は?」
『…好きな人は』
思い浮かんだ人を直ぐに頭の中で消すと
うさぎちゃんに微笑んだ
『…いないかな!』
うさぎ「そっかぁ~」
緑谷「(いないんだ…好きな人)」
爆豪「…………」
轟「…………」
『ところで…うさぎちゃんはまもちゃんさんの
どういうところを好きになったの?』
うさぎ「そ、それはですね~」
まもちゃんさんの好きなところを話すうさぎちゃんは
乙女で可愛いなって思ってたら
いきなり話すのを止めて俯いたうさぎちゃん
うさぎ「わたし…ちゃんとまもちゃんや皆の所に
帰れるのかな…?」
『うさぎちゃん…』
うさぎちゃんはまだ14歳
誰も知らない土地で一人だったら寂しいし怖いよね
うさぎちゃんの頭を撫でると
驚いたうさぎちゃんの青い瞳と目が合って微笑んだ
『大丈夫…うさぎちゃんは一人じゃない
私が側にいて、絶対元の世界に帰してあげるからね!』
うさぎ「…聖さん」
『うさぎちゃんは笑顔が一番素敵だよ…笑って?』
うさぎ「…っ……うん♪」
うさぎちゃんの笑顔に安心して微笑むと
元に戻れる方法を考えたとき
どうしてここに来たのか経緯を聞いてみた
うさぎ「それが…妖魔の攻撃で変な渦にのみ込まれちゃって」
『妖魔…?』
うさぎちゃんの話だと
うさぎちゃんのいる世界を侵略しようとする敵から
平和を守るために
うさぎちゃんは戦士として戦っているんだと話してくれた
『私達と似てるね?』
うさぎ「え?」
『私達も犯罪を犯そうとする敵から平和を守るために
ヒーローとして勉強してるんだよ!』
うさぎ「…ヒーロー?」
うさぎちゃんが周りを見渡した時
皆はうさぎちゃんに笑っていた
うさぎ「すっごーい!!何かカッコいい!!」
『うさぎちゃんも凄いよ!まだ中学生なのに戦ってるんだもん
…怖くない?』
うさぎ「最初は怖かったけど…でも仲間がいてくれるし
タキシード仮面様も助けてくれるから!!」
『タキシード仮面様…?』
何でもうさぎちゃんがピンチの時に
必ず助けてくれる王子様みたいな人らしい
…何か
『分かるな…』
うさぎ「え?」
『ピンチの時に助けてくれると安心するんだけど
自分もこの人を守りたいって…そんな気持ちになるよね!』
うさぎ「…聖さん、やっぱり好きな人いるんですか?」
『(ギクッ)』
うさぎちゃんを見ると疑いの眼差しで私を見ていた
天然かなって思ってたのに…意外に鋭いかも
『い、いないよ?』
うさぎ「…あやしい」
『…あ、お風呂入らなくちゃ!
うさぎちゃんも一緒に入ろうね?ほらほら準備しますよ~』
うさぎ「えぇー!!」
爆豪「……ヘッ!」
緑谷「(聖…?)」
うさぎちゃんを無理矢理立ち上がらせて
背中を押すと私の部屋に向かった
お風呂に入って布団を敷いたら
直ぐに眠ちゃったうさぎちゃんに微笑むと
少し勉強してから私も眠りについた