あの主人公が来た!!(緑谷ヒロイン)
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放課後
図書館で調べものをしてたら
下校時間ギリギリになって急いで寮に戻っていたときだった
「きゃーっ!!!!」
『!?』
空からセーラー服を着た女の子が降ってきて
受け止めようとしたけど支えられずに一緒に転んでしまった
『いたたた…っ……あの、大丈夫ですか?』
「いったぁーい!!血が出てるー!!」
『!…大丈夫ですよ?』
「え?…うわあ!!」
女の子の膝から血が出ていて
足に手を置いて歌を歌ったら傷が消えていくのを感じた
女の子を見るとすごくキラキラした目で私を見ていた
「キズ治してくれてありがとうございました!!
すっごいパワーですね!?いいな~うらやましい!!
あ…わたしは月野うさぎ、14歳中2♪
性格は少しおっちょこちょいで泣き虫って感じです!
」
『(可愛い自己紹介だなぁ)…私の名前は天堂聖
高校1年生です!…うさぎちゃんって呼んでもいいですか?』
うさぎ「はい♪あ、敬語は不要です!」
『…わかったよ、うさぎちゃん!』
うさぎ「わーい♪」
『…ふふふ』
うさぎみたいにぴょんぴょんしてて、何か可愛い子だな
*~**~*
前回の悟空さんの件を反省してうさぎちゃんを寮に連れてくと
先ずは相澤先生に事情を説明した
相澤「…本当に空から落ちてきたのか?」
『は、はい……』
うさぎ「…この人怖い」
相澤「(ギロッ)」
うさぎ「ひぇぇ!!」
『…………』
私の後ろに隠れたうさぎちゃんに同情すると
相澤先生を真っ直ぐ見つめた
『うさぎちゃん…悪い子じゃないと思うので
ここに居させてもらえませんか?』
相澤「…………」
うさぎ「…お、お願いします!!」
相澤「…はぁ~……しっかり面倒みろよ」
『!…あ、ありがとうございます!』
うさぎ「やったぁ~!!!!」
相澤「(ギロッ)」
うさぎ「ひぇぇ!!」
『…………』
先生の目が怖すぎて、私も俯くことしか出来なかった
*~**~*
皆に事情を説明すると
うさぎちゃんは元気よく皆に挨拶してくれた
うさぎ「月野うさぎです!よろしくお願いしまーす♪」
峰田・上鳴「「可愛ええ~!!」」
耳郎「近付くなバカ共」
出久「(何かあの二人…)」
『それじゃあうさぎちゃん、夕飯作るから待っててね!』
うさぎ「あ、私も手伝います!!」
『いいの?』
うさぎ「はい!ちなみに今日は何を作るんですか?」
『カレーだよ♪』
うさぎ「わぁ!!わたしカレー大得意なんです!!
まっかせて下さい♪」
『頼もしい…ありがとう!』
うさぎちゃんに自分が使っているエプロンを貸すと
楽しそうにしているうさぎちゃんに微笑んだ
『それじゃあ…じゃがいもの皮剥いてもらっていいかな?』
うさぎ「は~い!!」
蛙吹「…楽しそうね二人とも」
麗日「二人って姉妹みたいやね♪」
出久「!…そ、そうか二人って似てるんだ!!」
飯田「確かに、髪も瞳の色も同じだが…」
うさぎ「えぇ~~ん!!!!」
「「「「「!?」」」」」
『ど、どうしたのうさぎちゃん!?』
うさぎ「じゃがいもなくなっちゃった~!!」
『…あ』
うさぎちゃんの下には
皮と一緒に身まで落ちてるじゃがいもの残骸があった
…ピューラーで向いたのに全部無くなるって凄い
泣いてるうさぎちゃんの頭を撫でながら声をかけた
『そしたら…玉ねぎを適当な大きさに
切ってもらっていいかな?』
うさぎ「…っ……う、うん……」
泣き止んだうさぎちゃんに安心して鍋に水を入れてたら
うさぎ「あ」
『!?』
「「「「「…えぇ~~!!!!」」」」」
私の目の前を包丁が飛んできたと思ったら
壁に突き刺さっていて
うさぎちゃんはまた涙目になると泣きそうになっていた