連載ヒロインとポッキーゲーム
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昨日読んでた漫画のシーンに胸をときめかせると
早速行動に移そうと準備した
朝から雄英高校1-Aのヒーロー科の教室に向かったら
案の定、爆豪君がいて胸をときめかせると
勇気を出して爆豪君の名前を呼んだ
『お、おはよう爆豪君!』
爆豪「…てめェ、何で朝からいやがる」
『あの…お願いがあって来ました!』
爆豪「お願いだァ?」
わざわざ私の所に来てくれた爆豪君
カバンの中から勢いよくポッキーを出すと爆豪君にお願いした
『爆豪君!私とポッキーゲームしよう♪』
爆豪「するかバカが帰れ!!」
『えぇ!?』
いきなり扉を閉められたから
思わず扉を開けて爆豪君に向かって叫んだ
『どうしてなの爆豪君!?』
爆豪「どうしてもクソもあるか!!何で俺がてめェと
ポッキーゲームなんざせんくちゃいけねーんだァ!?」
『私達の新密度を高めるにはこれしかないんだよ!』
爆豪「寝言は寝て死ねカス!!」
爆豪君はそのまま席に座ったけど
私は諦めずに爆豪君を見つめ続けた
『ポッキーまだ17本残ってるもん…それまでに
爆豪君と絶対ポッキーゲームしてみせるんだから!!』
爆豪「…………」
『…っ……お、覚えてろよ爆豪君!!』
*~**~*
『ざ、惨敗…!!』
現在、放課後
休み時間とお昼休みの間、積極的に爆豪君にお願いしたけど
聞く耳持たずで、しまいには「消えろ」まで言われてしまった
でも爆豪君とポッキーゲームをして少しでも近付きたい
残り3本しかなくて焦ってるのに
こういう日に限って爆豪君は教室にいなくて先に帰ってる始末
A組の哀れむ視線に落ち込みながらも
まだ3回チャンスがあると自分を奮い立たせたら
目の前にケンカしてる同級生のカップルに慌てて駆け寄った
二人の間に入ると友逹はとても驚いてて
二人にポッキーを一本ずつ渡すと呆然としていた
『な、仲直りのポッキーです!!』
「「…………」」
二人は笑い出すとお礼を言われて二人で仲良く手を繋ぎながら
ポッキーを食べていた
そして残り1本のポッキーを見つめてたら
あの二人を見て気づいた
仲の良い二人で食べたら思い出になるけど
私と爆豪君みたいに友達以下の場合は
ただのポッキーなんだって
『悔しいけど仕方ないよね…よし、次の作戦を考えよう!』
自分の寮に向かいながら最後のポッキーを一本食べると
チョコの甘さが疲れを癒してくれて感動する
もう一口食べようとしたら
後ろから誰かにポッキーを持ってる手を捕まれると
驚いて振り向いたら爆豪君だった
『…爆豪君?』
爆豪「…………」
『?』
爆豪「…チッ」
『あ_____』
爆豪君が私の持ってるポッキーを一口で食べたら
そのまま歩きだしていた
呆然と爆豪君の後ろ姿を見つめてると
ポッキーを持ってた親指と人差し指を見つめた
爆豪君の唇が触れた……それに今のって……間接キス?
その事実に胸が高鳴って苦しくなると
爆豪君に好きって気持ちを伝えたくて
急いで爆豪君の背中を追いかけた
End