連載ヒロインの前にGが出た!
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※爆豪長編、22話その後
爆豪君に抱き締められて幸せな気持ちでいたら
いきなり身体を剥がされると爆豪君が私を睨んでいた
爆豪「…帰ンぞ」
『う、うん!!』
一緒に帰ってくれるのが嬉しくて準備をしようとしたら
目の前に黒くて触覚のある虫……
『きゃーーーー!!☆▲!?』
爆豪「!!」
思わず爆豪君に抱き付いたけど
恐怖と気持ち悪さで身体が震えていた
爆豪「いきなり抱き付いてくんなや!!」
『で、出たの!!!!』
爆豪「…あ?」
『あいつが…っ……Gー!!!!』
爆豪「…………」
カサカサって音に更に身体がビクッて震えると
爆豪君は右手で爆破を放っていた
見上げると敵顔の爆豪君に身体が恐怖で固まる
爆豪「殺す!!」
『~~☆▲!!◯★!?』
いきなり飛んできたGに恐怖で身体を縮ませると
「ドン!!」って大きい音に更に身体を縮ませた
爆豪「ヘッ、ざまァみやがれ」
『え……!!!!』
下を見たら何かの燃えかすと一緒に
Gの羽とギザギザした足の残骸を見て
床にしゃがみ混んでしまった
『…ど、どうしよう……腰抜けちゃった』
爆豪「は?」
『久しぶりに見たから怖くて…あはは』
爆豪「知るか!!一人でどうにかしやがれ!!」
『あ…』
爆豪君はそのまま調理実習室を出て行くと
一気に静かになってしまった
立ちたくても立てない状況にため息をついたら
目の前のGの残骸を見てまた鳥肌が立ってしまう
『…っ……気持ち悪い~!!………ひゃあ!?』
いきなりポケットのスマホが振るえて見たら
しょーちゃんからで電話に出た
『…しょーちゃん?』
(轟「今、大丈夫か?」)
『…あの………』
(轟「どうした?」)
『……実は、助けて』
ドン!!!!
爆豪「てめェはお呼びじゃねーンだよ、半分野郎!!」
(轟「その声…爆豪か?」)
『!?…ば、爆豪君!』
爆豪君にスマホの電源を切られると
いきなり背中と膝裏に手を回されたら
お姫様抱っこされてた
『え…えぇぇ!?』
爆豪「うるせー、話しかけたら捨てンぞ」
『(捨てる!!)』
袋に詰めてある私のパンをちゃんと持ってくれた爆豪君
もう夕暮れ時で、みんな寮に帰っちゃったからか
学校の廊下には誰もいなくて爆豪君の足音だけが響いてる
爆豪君を見上げると余裕そうな表情に
やっぱりカッコいいなって思ったら
赤い顔を俯かせる事しか出来なかった
End