連載ヒロインの前にGが出た!
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寮の自分の部屋でいつものように
育ててる花壇に水をあげていたら
『!…あれって……』
黒いような茶色ような、触覚のある
少し大きな虫が花壇の近くにいた
不思議に見つめてたらカサカサと動いてるけど
少し元気が無さそうだった
『…お腹空いてるのかな?』
虫って何食べるんだろ…葉っぱとか?
枯れてる葉っぱを細かくして虫の前に置いたら
ムシャムシャ食べてくれた
すると、ドアのノックする音に返事をしたら
ドアから現れたのは出久だった
緑谷「ごめん聖!
古典で教えて欲しいところがあって…」
『全然いいよ……あ!出久見て?変わった虫がいるの!』
緑谷「へぇー!どれ………………え」
いきなり固まった出久を不思議そうに見つめてると
出久がいきなり教科書をメガホンのように丸めたら
虫に向かって投げおろした
虫は羽を広げて飛ぶと私の部屋の壁に止まった
『い、出久!?ど、どうしたのいきなり!!』
緑谷「あれはゴキブリだよ!!」
『…ゴキブリって?』
緑谷「…もしかして聖、ゴキブリ知らないの!?」
『う、うん……そんな危険な虫なの?毒があるとか?』
緑谷「いや、そういう訳じゃ…ってうわぁ!?」
『きゃ!!』
ゴキブリが出久の所に向かって飛んだら
出久は勢いよく避けると私とぶつかって支えられずに
一緒にベットに倒れた
ゴキブリはそのまま窓の外に出ていってしまった
緑谷「…久しぶりに見たけど、大きかったなあのゴキブリ」
『そんな悪い虫なの、ゴキブリって?』
緑谷「いや、悪くはない…け…ど………」
『?…いず…く………』
出久と私が一緒にベットに倒れてるのに気付いた瞬間
一緒に勢いよく起き上がると床に落ちたノートを拾ったら
物凄い早さで同時に向かい合わせで座った
緑谷「べ、べ、勉強教えてもらうんだった!!」
『そ、そ、そうだね!!やろう!!うん!!やろう!!』
お互い顔を赤くしながら
何故か気まずい空気の中での勉強会が始まった
End