あの主人公が来た!!(緑谷ヒロイン)
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『だ、誰もいないよ!テレビの音と間違えてたんじゃない?』
緑谷「そうかな…?」
『そ、そうだよ!!』
緑谷「…………」
出久の疑ってる目に負けそうになって
何とか笑顔を作ると早口で話しかけた
『そ、それじゃあ私そろそろ寝るね!
おやすみ出久、また明日♪』
緑谷「あ、聖」
バタン
『…はぁ~……』
出久に酷い態度とっちゃったかなって落ち込んでたら
悟空さんが浮いていて驚いた
悟空「さっきのヤツは、聖の知り合いか?」
『あ、はい!私の幼馴染みです!』
悟空「…あいつ、強そうだな」
『え』
悟空「一回戦ってみてえぞ!!」
『だ、ダメですよ!?』
騒ぎを大きくしたら、私が相澤先生に怒られる
『と、とにかく悟空さんはお部屋で安静にしててください!』
悟空「…ちぇ!」
お友達用の布団を敷くと
悟空さんは寝ながら色んな話をしてくれた
大切な家族や仲間のこと
今まで闘ってきた人達とのこと
どれも作り話なんじゃないかなって思うくらい
ドキドキワクワクして
何より楽しそうに話す悟空さんを見て
やっぱり安心したのは不思議だった
*~**~*
朝の5時
早めに起きたのは悟空さんのご飯を作るため
昨日の食べっぷりから凄く食べる人なのは分かったから
朝ごはんとお昼ごはん二食分作った
最悪お昼休みに抜け出して
足りなかったらまた作ろうかなって思ってる
『悟空さん、私これから学校に行ってきますので
絶対この部屋から出ないで下さいね?』
悟空「うんめーなぁ~!!!!」
『(き、聞いてない……)』
ため息をついて部屋から出ようとした時
名前を呼ばれて振り向くと
悟空「頑張ってこいよ!!」
『!……は、はい!』
扉を閉めて悟空さんの応援に嬉しくなって気合いを入れると
エレベーターに向かって走っていった
*~**~*
いつも午前中は座学なんだけど先生達の都合で
今日は午前中から基礎体力をつけるための訓練を行っていた
相澤先生がアナウンスで呼び出されると
飯田君に指示を出してグラウンドを後にしてすぐだった
悟空「すっげー広い所だな~!!」
『え!?』
緑谷「聖!!」
爆豪・轟「「!!」」
「「「「「「!?」」」」」」
後ろを振り向くとまさかの悟空さんがいて驚いてたら
爆君が爆破でこっちに向かって来ていた
爆豪「ンだてめェェ!!!!」
『ダメ爆君!!』
悟空「お?」
爆豪「!?」
『悟空さん!!』
緑谷「(聖?)」
爆君の攻撃を受けてしまい
悟空さんの周りに煙幕が立ち上る
煙幕が消えると悟空さんは少ししか傷がついていなくて
むしろ楽しそうに笑ってた
悟空「ひぇ~おめえも中々強ぇな!」
爆豪「ンだと…っつ!?」
轟「爆豪!!」
緑谷「かっちゃん!!」
爆君の両手を掴んで遠くに投げ飛ばしてしまった悟空さん
轟君の氷で地面に当たることはなかったけど
爆君…凄く怒ってる
爆豪「邪魔すんじゃねぇ半分野郎!!」
轟「落ち着け!戦わなくても分かる、あいつ強いぞ!」
爆豪「ンなこと分かってんだよ!!!!」
悟空さんは宙に浮きながら私に笑うと出久を指さしていた
悟空「頼むよ聖!!あいつと少しでいいから
戦わせてくれ!!」
爆豪「はぁ!?」
麗日「な、何でデク君!?」
悟空「あいつ面白れーな…体の中から色んな気を感じっぞ!」
緑谷・爆豪「「!?」」
「「「「(気って何…?)」」」」
『(まさか悟空さん…出久の中にある
ワン・フォー・オールを感じて…)』
やっぱり悟空さんって凄い人だ
昨日のおちゃらけてる雰囲気と今は全く違う
まるでオールマイトさんみたい