あの主人公が来た!!(緑谷ヒロイン)
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~緑谷出久 サイド~
ケルベロスは上鳴君達とテレビゲームに夢中になっていた
あの小さい身体からどうしてあんな動きが出きるのか
凄く気になったけど
ふと、さくらちゃんが夕飯を作ってる聖を
頬を染めながら見てるのが気になって声をかけた
緑谷「…大丈夫?」
さくら「あ、はい!!」
緑谷「聖が気になる?」
さくら「…似てるんです」
緑谷「?」
さくら「亡くなったお母さんと…雰囲気が」
緑谷「!!」
そっか…さくらちゃんはお母さんがいないのか
それを聞いて胸が締め付けられると
僕に笑顔で振り返ってくれた
さくら「あ…で、でも寂しくないですよ!?
優しい自慢のお父さんがいてくれるし
意地悪だけどお兄ちゃんもいてくれるので♪」
緑谷「…そっか、なら良かった」
聖のたこ焼きとモダン焼きは大好評で
ケルベロスは幸せそうに平らげていた
その勢いに若干引いたとは言えなかったけど
お風呂からあがったさくらちゃんは
髪を蛙吹さんに乾かしてもらって嬉しそうにしてた
寝る時間になったとき
さくらちゃんがどの部屋で寝るかで
女性人がじゃんけんで決めようとしたとき
さくら「あ、あの!!…私……聖さんの
お部屋でもいいですか?」
『もちろん♪』
さくら「ありがとうございます!!」
差し伸べた聖の手を嬉しそうに掴んださくらちゃんは
僕たちに恥ずかしそうに手を振りながら
エレベーターに向かっていった
~緑谷出久 サイド終了~
さくらちゃんと一緒にベットに入った時に
さくらちゃんから私がさくらちゃんの亡くなったお母さんに
凄く雰囲気が似てると教えてくれた
『…嬉しいな、そう言ってもらえて!』
さくら「…えへへ♪」
首にかけてたロケットペンダントを握りしめると
さくらちゃんに声をかけた
『…さくらちゃんにだけ、特別に見せてあげるね?』
さくら「?」
次の日
ケルベロスさんの要望で
朝ごはんはホットケーキを作った
今日は学校がお休みだから皆に協力してもらって
さくらちゃんとケルベロスさんと一緒に
寮や学校周辺にクロウカードがないか探していたけど
さくら「ないね…」
ケロ「も~~!!どないしたらええンや!!」
『ケルベロスさん、クッキー食べますか?』
ケロ「食べるでぇ~~!!」
さくら「はぁ…」
寮に戻って休憩していたら
出久がさくらちゃんに声をかけた
緑谷「そのクロウカードって…どんなのか見てもいい?」
さくら「は、はい!どうぞ!!」
出久はカードを見ると目を光らせていて
麗ちゃんや他の皆も集まるとカードを楽しそうに見ていた
緑谷「あ…"パワー"って僕と同じだ!!」
ケロ「見た目は騙されたらアカンで?
このカードは象を持上げるくらいのパワーがあるんやで!」
緑谷「えぇ!?」
麗日「あ、私のこれかな…"フロート"!」
ケロ「物を浮かせるイタズラもんや!」
麗日「イタズラもん…」
上鳴「"サンダー"なんてまさに俺のカードじゃん♪」
ケロ「気性が荒くて捕まえんの大変やったわ…」
上鳴「げぇ…」
八百万「まぁ!この"クリエイト"のカードはどのように
お使いなさるのですか?」
ケロ「本に書いた事がそのまま現実世界に現れるカードや!
ま、夜にしか活動出来ない難儀なカードやな」
八百万「あら…」
皆が楽しそうにカードを見ていたとき
一枚のカードが目に止まって自然と手に取っていた
『(これ…夢に出てきたカードだ)』
確か…名前は
『"ソード(剣)"』
さくら「え!?」
ケロ「な、何やて!!」
「「「「「「!!」」」」」」
いきなりカードが光ったと思ったら
夢に出てきた剣が私の目の前に現れた
無意識に手を伸ばして握った瞬間
意識が遠くなっていったのが分かった