連載ヒロインにキスマーク
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※中学生緑谷×中学生ヒロイン
『ねぇ、出久…これってつけられる時痛いよね?』
緑谷「え…?」
聖の部屋で勉強していた僕達
聖が読んでいた漫画のページを僕に見せると
女の子の鎖骨に赤い印…キスマークの痕が残っていて
何故か恥ずかしくなって顔が赤くなっていくのが分かった
緑谷「な、な、何読んでるの!?」
『友達から少女漫画借りて読んでたんだけど
…これってようは内出血だよね?
普通にぶつけただけでも痛いのに
どうしてわざわざこんな痛いことするのかな?』
緑谷「そ、それは……」
『それは?』
緑谷「…わ、分かんない」
『そっか……』
チラッと見えたけど、キスマークをつけた男の子は
嬉しそうに鎖骨についたキスマークを撫でていた
独占欲?愛情表現?
そんなことしなくても______
『もしこれが独占欲とか愛情表現なら
そんなことしなくても好きって気持ちは
ちゃんと伝わってるのにって思わない?』
緑谷「!?」
僕に微笑んだ聖は
嬉しそうにまた漫画を読みはじめていて
何故かそんな聖から目が離せなかった
*~**~*
※緑谷連載89話、事後
僕の腕の中で寝ている聖の寝顔が可愛くてキレイで
こんな幸せな時間がずっと続けばいいのになって
聖の左手を握りしめながら考えていたら
ふと、聖と中学生の頃に話していた
「キスマーク」について思い出していた
(『もしこれが独占欲とか愛情表現なら
そんなことしなくても好きって気持ちは
ちゃんと伝わってるのにって思わない?』)
緑谷「…うん、僕も最初はそう思ってた」
握っていた聖の左手にキスをして
それがどんどん下がって真っ白な前腕にたどり着くと
寝ている聖が起きないように静かに腕に吸い付いた
『……ん』
緑谷「…つ、ついた」
前腕にはっきりと残ったキスマークに
何故かさっきよりも幸せな気持ちになって
我慢出来ずに聖を強く抱きしめていた
End
※腕へのキスマーク
「相手のことが好きで愛おしい」という愛されている証し