連載ヒロインと遊園地
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『出久…あれって何?』
緑谷「あれはメリーゴーランドだよ!」
『メリーゴーランド…』
木馬も馬車も凄くキレイで目が離せないでいたとき
手を繋いでくれた出久に勢いよく顔をあげたら
優しく微笑んでくれていた
緑谷「乗ろうか?」
『い、いいの…?』
緑谷「もちろん!」
『…ありがとう!』
出久の優しさに胸が温かくなって
ドキドキしながら係の人に案内された
『出久…これって2人乗りなの?』
緑谷「こ、ここのは、ふふ2人乗りなんだね!!」
私の後ろに出久が股がってる状態で
音楽が鳴ったら木馬が上下にゆっくり動いて回転し始めた
心地いい風と出久の体温に安心して出久に振り返ったら
顔を真っ赤にした出久に驚いて、思わず笑ってしまった
緑谷「な、何で笑うの!?」
『だ、だって顔真っ赤……ふふふ』
緑谷「…聖楽しい?」
『うん!凄く楽しいし嬉しい!』
緑谷「…よかった、聖の嬉しそうな顔が見れて
僕も嬉しいよ!」
『…………』
出久の言葉と嬉しそうな笑顔に俯いたら
出久が顔を覗き込んできて驚いてしまった
緑谷「…聖、顔真っ赤だね?」
『!?……い、出久の意地悪』
緑谷「こ、ごめん」
『…ねぇ、出久?』
緑谷「何、聖____」
出久の胸に頭を預けて見上げたら驚いてる出久に微笑んだ
『一緒に乗ってくれて本当にありがとう!』
緑谷「は、は、は、は、はいぃぃ!!!!」
『?』
俯いた出久が可愛くて頭を撫でたら
出久が何かぶつぶつ言っていたけど
音楽の音と混ざってよく聞こえなかった
End
緑谷「何あれ何あれ聖が可愛くて
どうすればいいんだろうあれで無自覚だから
怖いっていうかでも言ったら言ったで
意識してもう触れてくれなくなるのも嫌だしでも他の人に
したらもっと嫌だからここはちゃんと言うべきか」
『?』
緑谷の苦労を聖が知るハズもなかった