※大人ヒロイン×大人爆豪






今日はお家でお仕事…って思ってたのに
一時間毎に運ばれてくる荷物の山に呆然と立ち尽くしていた






『な、何でホワイトデーなのにこんなに荷物が届くの～！？』






溢れかえるほどのプレゼントの山、山、山！！
バレンタインデーの時を思い出して
爆豪君の人気に改めて感動のため息をつく

すると、段ボールのケースが倒れて
中身が落ちたから拾おうとしたら






『こ、これ…新作の爆心地コスチューム
デザインTシャツだー！！』






黒を基準にしたオレンジのポイントが可愛くてカッコ良くて
男の人でも女の人でも着れる……






『…き、着てみようかな？』






急いで白シャツを脱いで爆心地Tシャツを着たら
少し大きかったけど爆豪君とお揃いみたいで嬉しくなった瞬間






『…今、すごい閃いたかも……ありがとう爆豪君！！』






新作のパンを思いついて
そのまま机に向かってデッサンしてからパソコンに集中した






＊～＊＊～＊






いつの間に寝てたのか
首筋に当たる柔らかい感触にゆっくり目を開けると






『…ん…っ……ばく、ごう君？』


爆豪「やっと起きたンか、のろま」


『お帰りなさ…じゃなくて！！な、何でベッドなの！？』


爆豪「うっせーわ、そんな格好してるてめェが悪ぃ」


『あ…っ……ま、待って～～！！！！』






End







『…………』


爆豪「…怒ってんのか？」


『…………』


爆豪「…チッ！こっち向け！！」


『！？』






私の手首にはシンプルだけどオシャレな
ブレスレットがつけられていて
真ん中にはダイヤモンドが輝いていた






『ダイヤモンドって……』


爆豪「…俺の誕生石」


『！？』






爆豪君に振り返ったら後ろ姿だから分かりにくいけど
耳が真っ赤な爆豪君に勢いよく抱きついた

ありがとう爆豪君！！大大大好きだよ！！