あの主人公が来た!!(緑谷ヒロイン)
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今は夜の23時
宿題と予習を終えて寝ようと
ベッドに入って電気を消そうとしたら
「…なんですかーこの澄んだ空気のキレイな部屋は」
『え』
「あ?」
きれいな銀髪に
白を基準に水色の渦巻き模様の着物を片方だけ羽織っていて
中に黒の上下の…ジャージ?
腰はベルトと帯で止めていて
着物なのに靴は黒のブーツという
一風変わった出で立ちをした男の人がいた
「うわ…めっちゃ綺麗なお嬢さんがいる……末期か俺は~?
こんな女の子を想像してしまうほど性に飢えてんのかー?
確かに最近ご無沙汰だったけど少女趣味じゃなかったはずだ」
『あ、あの…』
「そうか!夢ならいいのか!?
夢なら何をしても許されるもんな…」
『え……きゃ!!』
いきなり銀髪の人にベットに押し倒された
目が充血してる…い、息が荒い…!!
『ど、退いてください!!』
「よいではないか~よいではないか~♪」
『え!?あ、いや、待っ!!』
銀髪の人の手が太腿に触れて
嫌悪感で一瞬、体が動かなくなった
『っつ!!いやぁーーーー!!!!』
「うぉ!?」
羽根を広げて勢いよく銀髪の人を天井に吹き飛ばしてしまった
ベットを降りて机に手をついて振り返ったら
銀髪の人がゆっくり起き上がって
頭を触りながら私をガン見していた
「痛ェってことは…夢じゃない?」
『っつ!!(コクンコクンコクン)』
「…た、大変失礼しましたーーー!!!!」
『…………』
勢いよく土下座をした銀髪の人
とにかく話をしようと思って深呼吸すると
少し離れたままゆっくり正座をした
『えっと…どちら様ですか?』
「俺は坂田銀時と申しまして万事屋を営んでおります!!」
『よろずや?』
銀髪の人の話では
彼の職業は「万事屋」という
依頼があれば何でも引き受ける大変なお仕事をしているらしい
映画館で映画泥棒を捕まえて欲しいと依頼があって
捕まえた瞬間
眩い光を浴びて目を開けたら此処にいたらしい
『…………』
銀時「その目、疑ってんな?
俺の目を見てみなさーい、この嘘偽りのないつぶらな瞳を!」
『…………』
ど、どうしよう…死んだ魚の目に見える
悪い人には見えないけど……うぅ、怪しい
さっきの事があったのもあるけど
何かだらけきってるというか、やる気がないっていうか
でもこの人も違う世界から来たなら
寂しいだろうな、きっと
『…わ、分かりました!今日はこのままお泊まり下さい!』
銀時「…ここで寝ていいーんですかー?笑」
『!?』
この人の笑顔こ、怖い!!
首を横に振って急いで電話をかけた
*~**~*
『…そんな訳で、この人を
出久の所に泊めてもらってもいいかな?』
緑谷「何か…大変だったね聖、僕は全然構わないよ!」
『…ありがとう』
出久に連絡して部屋に来てもらって事情を説明すると
何の文句を言わずに受け入れてくれた出久に感謝しかない
銀時「えー…俺こんなモジャ男と寝るの?」
緑谷「(僕とそんな変わらない気がするけど…)」
『…嫌でしたらそのまま廊下で寝てください!』
銀時「うわ、冷酷!!」
『それじゃあ出久、何かあったら連絡してね?』
緑谷「うん、分かった!」
銀時「無視するのね…ってかまだち○こに毛が生えてない用な
ツルツル野郎と何かあるわけないでしょうが!!」
緑谷「な、なんて事言ってるんですか!?」
『…あそこに毛が生えてる生えてないは
その人の体の大きさやホルモンの影響なので
心配する必要はありません!
出久…焦らなくてもちゃんと毛は生えてるくるから
大丈夫だよ?』
緑谷「う、うん…(何で毛が生えてない前提で話すんだろ)」
銀時「…えー」
『それじゃあ二人とも、おやすみなさい!』
二人に手を振って扉をしめた
今までの人とは違うタイプの人だから注意してかないと
その頃、あの二人は
緑谷「(聖って大人だよな、あんな照れずに
冷静に対応出来るんだから…)」
銀時「少年よ、そんな落ち込むな…嬢ちゃんが言ってたろ?
成長は人それぞれだって」
緑谷「は、はぁ……」
銀時「まぁ急ぎたくなるのも分かるからな
…俺が大人のあれこれについて深く語ってやるよ!」
緑谷「え…ええ!?」