彼と結婚式(切甘)
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「よお大・爆・殺・神ダイナマイト!!
結婚祝いに来てやったぜ!?」
爆豪「…ブッ殺す!!!!」
しょーちゃん達が皆を避難させてくれてる中
爆豪君は手から爆破を放って楽しそうに敵を睨み付けてて
思わず爆豪君の腕を掴んでいた
『お、お願い!!戦わないで!?』
爆豪「!!」
「よそ見してんな!!」
爆豪「っつ!!」
『きゃ!?』
敵が私達に向かって攻撃してきたら
爆豪君が私を抱えて飛んでくれると
チャペルの会場の椅子や祭壇がボロボロに壊れていく
爆豪君が外に出て私を降ろすと
敵から目を逸らさずに私に叫んでいた
爆豪「早く避難しやがれ!!」
『で、でも……結婚式が』
爆豪「そんなんどーでもいいわ!!!!」
『______』
爆豪君の言葉に身体が動かなくなると
敵に向かって笑顔で攻撃していた
爆破を容赦なく打つから折角の白いタキシードがボロボロで
私のウェディングドレスも所々汚れてしまっていた
しょーちゃんが氷で敵の動きを封じて
切島君が硬化で敵を殴って上鳴君が雷を敵に当てると
爆豪君が爆破で敵を気絶させていた
敵を確保してすぐに警察が来ると
敵を渡し終えた爆豪君達はテレビのインタビューを受けていた
その姿を見つめていた私に近付いてくれたのは
美奈子ちゃんと彩香ちゃん、そして冬美さんだった
彩香「結婚式に敵が来るとか災難ね」
美奈子「でも爆豪君も鋭児郎君もカッコよかった~!!」
『…うん、そうだね!』
冬美「…………」
*~**~*
結婚式は会場もチャペルもボロボロのため中止と
支配人の人が説明していた
来てくれた人達に引き出物を配り終えたら
美奈子ちゃんと彩香ちゃんが声をかけてくれた
美奈子「二次会参加しないの?」
『明日も仕事で朝早いから!…それに二次会って言っても
元1-Aの集まりみたいなものだから、私関係ないの!』
彩香「そうなの?」
『うん!』
美奈子「そんなのつまんないよ~」
『ヒーローの皆が集まる機会って難しいから
折角なら爆豪君に楽しんで欲しいなって♪』
彩香「本当に好きね、爆豪の事」
『うん!』
美奈子「それじゃあ小麦ちゃん、また連絡するね!」
彩香「改めて、結婚おめでとう」
『ありがとう♪』
美奈子ちゃんと彩香ちゃんに手を振ってたら
冬美さんが声をかけてくれた
冬美「小麦ちゃん、着替え手伝うわね?」
『え、でも…』
冬美「いいから…ね?」
『…ありがとうございます!』
*~**~*
冬美さんに連れられて控室に着いたら
鏡に映ったボロボロのウェディングドレスを見て俯くと
優しく肩に手を置いてくれた
冬美「ねぇ小麦ちゃん…泣いていいのよ?」
『…え?』
冬美さんの言葉に勢いよく顔をあげて振り向いたら
悲しそうに眉を下げてる冬美さんを見て
今まで我慢してきたものが溢れて止まらなくなっていた
『…うぅ……っ……ふっ……!!』
冬美「小さい頃、『好きな人のお嫁さんになる!』って言って
ウェディングドレスの絵とかブーケトスとかやってたもんね?
小麦ちゃんの一番最初の夢だったから覚えてたの」
『…ふっ……ううーーーー!!』
誰もが憧れる結婚式
私の結婚式は夢見ていたのと違いすぎた
本当は式場やドレスを爆豪君と一緒に選びたかったし
お揃いのお色直しのドレスを着たかった
ブーケトスをした時の皆の反応も見てみたかったし
ケーキ入刀じゃなくてパン入刀にして
爆豪君に私のパンを食べて欲しかった
誓いの言葉も中途半端で
指輪交換も誓いのキスもしたかった
考えれば考えるほど、後悔ばかり浮かんで悲しくなる
冬美さんを困らせるだけだって分かってるのに
どうしても涙が止まらなくて
冬美さんの肩を借りて気がすむまで泣き続けた
今は思いっきり泣こう
明日には気持ちを切り換えていつもの元気な私に戻れるように
