番外編~二つの恋の行方~(彼からのご褒美続編、切島・上鳴)
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*上鳴サイド
キャバクラはやっぱり楽しかった
俺がプロヒーローってのもあるかも知んないけど
女の子達は俺の言葉に喜んでくれて
メルアドだって簡単にくれる
プロヒーローになってそこそこモテる自覚はあった
上鳴「ウェ~イ!!」
彩香「…アポ無し訪問とはいい根性ね」
酒でほろ酔い気分の俺を
彩香ちゃんはウザそうに見ていた
上鳴「お家にあがらせてウェ~イ!!」
彩香「…はぁ………」
座った俺に水を渡してきた彩香ちゃん
寝巻き姿も可愛いなー何て見てたら
目が合ってドキッとすると
彩香「随分楽しかったようね…キャバクラ」
上鳴「!?」
な、何で俺がキャバクラ行ったって知ってんのよ!!
俺の考えが分かったのか彩香ちゃんは淡々と話し出した
彩香「さっき、美奈と小麦が家に来て
キャバクラでの修羅場を散々聞かされたから」
上鳴「…あちゃー」
来てたのねーあの二人
彩香ちゃんの様子が気になって見たけど
いつもと変わらない表情で俺を見ていた
彩香「楽しかった?」
上鳴「…ウ、ウェイ?」
彩香「何よその反応…まさか女の子泣かせてきたとか
言わないでしょうね?」
上鳴「な、泣かせてねぇーよ!?むしろ超楽しそうにしてたし
スッゲー盛り上がったんだから!!」
彩香「そう、なら良かったじゃない」
上鳴「…………」
何か反応が…想像してたのと違え
上鳴「…嫌じゃねぇのかよ」
彩香「何が?」
上鳴「た、例えばよ?……彼氏がキャバクラ行って
嫌じゃないのかって聞いてんの!!」
彩香「…………」
彩香ちゃんは少し考えた後、俺を見て言いはなった
彩香「…仕事の接待なら許せる
プライベートで行くならあんまりいい気分はしないけど
彼氏が稼いだお金にケチつけらんないし止めたりはしないわ
ただ…結婚してるのに行ったら殺すわね
そんな所に行くお金あるなら家庭に入れろって思うから」
上鳴「…………」
彩香ちゃん怖ッ!!
なんか体が震えてきてさすってると
彩香「でも…上鳴が夫だったらキャバクラ行ってもいいかな」
上鳴「…え!!な、何で!?」
彩香「だって、女の子に優しくない上鳴なんて
上鳴じゃないでしょ?
あんたは、女の子皆に平等で優しいからいいんじゃない」
上鳴「…………」
優しく笑う彩香ちゃんに何も言い返せなくて俯くと
枕と布団を俺の上に落としてきた
彩香「はい、いつもの布団セット
私明日は予約多くて少し早く出るから
鍵はポストに入れておいて」
上鳴「…おう」
彩香「?…じゃあ、おやすみ」
上鳴「…おやすみ」
リビングのすぐ後ろの寝室に行く彩香ちゃん
しばらくすると寝息が聞こえて
ゆっくり立ち上がるとそっと顔を覗き込んだ
上鳴「…女の子皆に平等で優しい……か」
本当は彩香ちゃんにだけ優しくしたい
…なんて言ったらどんな反応するんだろうな
男と女が同じ部屋で二人っきり
何か合ってもおかしくない状況なのに
俺らには絶対あり得ない
"友人"
一番楽でいい関係だと思ってたのに…いつから俺は
彩香ちゃんを好きになってたんだろ
キャバクラ行ったのに怒りもしないで
むしろ女の子に優しくしたかとか言う始末
ふと、あの二人の言葉を思い出した
(「…鋭児郎君なんて……っ…大嫌い!!!!」)
(『私…爆豪君のこと信じてるから大丈夫だよ!』)
上鳴「…いいなー……爆豪に切島…」
あんな言葉を言われるくらい思われててさ
寝てる彩香ちゃんの髪を一束掴んで指で弄ってたら
唇から目が離せなくなって、ゆっくり顔を近付けた
~二人の恋の行方 上鳴 End~
彩香「…何してるの」
上鳴「…げぇ!?」
彩香「…酔ってるからって何でもしていいと思ったら
大間違いなんだから」
上鳴「え?あ、あの……」
彩香「…覚悟はいい?」
上鳴「ひぃぃえええええ!!!!」
俺の悲鳴が夜遅くの空に響き渡った
