彼からのご褒美(切甘)
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彩香ちゃんは泊まっていけばって言ってくれたけど
私と美奈子ちゃんは明日も仕事があるから
彩香ちゃんに見送られてタクシーで家に帰った
美奈子ちゃんを先に下ろして
そのまま爆豪君の……ううん、私達の家に向かった
鍵を使って玄関のドアを開ける
いい匂いに胸が温かくなると
奥の扉から爆豪君が出迎えてくれた
『…ただいま、爆豪君!』
爆豪「……ああ」
『いい匂いだね~♪…私の夕飯?』
爆豪「その為に作ったンだろが」
『そ、そっか…』
爆豪「…………」
靴を脱いで振り返ったら
爆豪君に荷物を取られて手を握られると
リビングに連れていかれた
『(…珍しいな、手繋いでくれるなんて)』
爆豪君の手が温かくて安心すると
手を握り返した
*~**~*
テーブルに座らされて目の前の豪華な食事に目が点になる
『す、凄いご馳走だね…』
爆豪「パンはてめェで出せよ」
『う、うん…』
アボカドとレタスのピリ辛サラダにミネストラ
サーモンのカルパッチョに煮込みハンバーグ
爆豪君って、本当に料理上手だな
手からスライスしたフランスパンを出すと
手を合わせて合掌した
『いただきまーす♪』
爆豪「…………」
『…お、美味し~い!!』
爆豪「へっ、当たり前だろうが」
爆豪君の料理は全部美味しくて夢中で食べてたら
今日が木曜日で22時を過ぎてるのに気付いて声をかけた
『爆豪君の好きな登山番組…もう始まってるけど見ないの?』
爆豪「…今日はいい」
『…そっか!』
爆豪「…………」
『(もしかして今日の事、気にしてるのかな?)』
私の方が遅く家に帰って来ることがほとんどだから
爆豪君が先に夕飯を済ませてる事が多い
私が夕飯を食べてると
いつもは隣のソファーで本読んだりテレビ見たり
自由に過ごしてるのに
今日は同じテーブルに座って私の食べる姿をガン見していた
フランスパンのカスを落とさないように
気をつけて食べようって思ってたら
爆豪「…小麦」
『何?……!』
いきなり頬を撫でられたと思ったら
髪を耳に掛けてくれた
爆豪「…髪が汚れンぞ」
『…あ……ぅん……(爆豪君が…優しい!!)』
爆豪君の優しすぎる態度に
ドキドキして上手く返事ができないでいたら
また頬を撫でられてビクって反応しちゃって
慌てて爆豪君を見ると、真っ直ぐな瞳に目が離せなくなった
爆豪「…何であそこにいた」
『…あそこのお店のハニートーストに使う食パンを
私のお店から取り寄せてたいって連絡があって
契約の手続きで来てたの』
爆豪「…………」
『…えっと……爆豪君は?』
爆豪「…クソ社長に無理矢理連れて来られた」
『そ、そっか……』
爆豪「…………」
『…………』
爆豪君の腕に抱きついていた女の人を思い出して
誤魔化すように食事をしようとしたら
また頬を撫でられて爆豪君を見ると
眉間にシワを寄せて私を見ていた
爆豪「…そんな顔すんじゃねぇ」
『え』
爆豪「…嫌ならハッキリ言いやがれ」
『…………』
爆豪君の言葉に胸が締め付けられて俯いたのに
爆豪君の手は私の頬に触れたままだった
『…私……爆豪君の事…好きだよ』
爆豪「…ああ」
『爆豪君に言った事も…嘘じゃないからね?』
爆豪「…ああ」
『…私以外の女の人に…っ……触れちゃ…嫌だ』
爆豪「…………」
込み上げていた涙が溢れると
爆豪君が優しく涙を指で拭ってくれた
爆豪「小麦、忘れンじゃねェぞ」
『!!』
爆豪君が私の目尻にキスをしてくれると
真剣な瞳に目が離せなくなった
爆豪「俺から触れる女は、てめェだけだ」
『……っ……う、うん!!』
爆豪君の手を上から包むように触ると
やっぱり温かくて優しかった
~彼からのご褒美 End~
お皿を洗っていたら
爆豪君に後ろから声をかけられて振り返った
爆豪「…風呂あがったら俺の寝室に来い」
『え?』
爆豪君の敵顔が怖くて思わず体の動きが止まってしまった
爆豪「一晩中、触りつくしてやンよ?」
『!!?』
爆豪君は…今日も離してくれそうにない
