彼と初デート(甘)
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爆豪君に連れてかれたのは
高級ホテルのランチだった
食事はフランス料理でコースが順番に運ばれてくる
美味しいんだけど…緊張し過ぎて味が分からない
目の前の爆豪君は綺麗に黙々と食事を食べていた
フランスにいたときお父さんから
食事のマナーについては教えてもらってたから
困ることはなかったけど
私達しかいない空間
下を見れば銀座の風景が一望出来るのに
何故かあの時みたいなトキメキを感じなかった
静かな食事を終えて帰ろうとした時
今度は私がお金を支払うと申し出た
最初は拒否してた爆豪君だったけど
私の勢いに負けたのか渋々納得してくれた
お昼で2万とか…初めてだったな
『…………』
爆豪「…………」
再び車が出発したけど私達に会話はなかった
爆豪君とデートしてきた人達は
こんな高級なデートをしてたのかな
だからあんな綺麗な女の人が寄って来るのかも
はっ!て思った瞬間、今の事を忘れようと思って
首を大きく横に降った
『(何考えてるのよ小麦!!
これから爆豪君のご両親に会うのに弱気になっちゃダメ!!
お金の価値観なんて私が頑張って稼いで
給料上げればいいんだから!!)』
爆豪「…………」
車のエンジンが止まった音に気付いて前を向くと
街が消えて目の前には海が広がっていた
『うわぁ~!!』
爆豪「…降りンぞ」
『うん!!』
爆豪「…………」
爆豪君より早く車から降りて展望デッキに着くと
お正月のおかげか分からないけど
人が全くいなくて貸し切り状態だった
海の向こう側が霞んで見えて
でも太陽に照らされた光が海に反射して輝いてる
夕暮れ時はもっと幻想的なんだろうなって想像してたら
後ろから爆豪君に抱きしめられた
『爆豪君…?』
爆豪「…楽しくねぇか」
『え』
爆豪君に振り返ると眉間にシワを寄せていた
その表情が少し悲しそうに見えて戸惑ってると
爆豪「てめェは、何をすれば笑いやがる
…俺がしたことが全部裏目に出てんじゃねーか」
『!!』
爆豪君なりに考えてくれたデートプランだったのに
いつの間にか彼を傷付けてたんだ
爆豪君の気持ちが嬉しくて、でも申し訳なくて
思わず抱きつくと私の頭の上に優しく手を置いてくれた
『ごめんね爆豪君…私……』
爆豪「謝まんな」
『違うの!…あの…正直言うと、今まであんな高いデート
した事なかったから…ちょっと驚いたし戸惑った』
爆豪「…………」
『…他の女の人にもそういうデートしてたのかなって思ったら
寂しくなって不安になって…嫉妬した』
爆豪「…………」
『でもおかげで気付けた
爆豪君と一緒なら何処に行っても楽しいんだって!
だからもう嫉妬なんかしない!』
爆豪「はっ!時間の無駄だったな」
『本当…さっきの時間、勿体ない事しちゃった』
爆豪「そんなもん…今から取り戻せばいいだろうが」
『え…んん!?』
爆豪君からのいきなりの深いキスに
思わず爆豪君の服を掴もうとしたけど
スーツだったのを思い出して
自分の胸の前で手を握りしめると
爆豪君の手が私の手を掴んで首に回すように誘導された
いつ人が来るか分からない状況にビクビクしながら
でも爆豪君の熱いキスを感じたくて素直に受け入れた
『はぁ…っ……ば、爆豪君人が来ちゃう!!』
爆豪「来ねえよ、貸し切りにしてンだから」
『そうなの!?』
爆豪「人がいたら、てめェが気ィ使うだろ」
『!…爆豪君』
だからさっきの食事したホテルも人がいなかったんだ
爆豪君はやっぱり優しいなって改めて感動したら
覚悟を決めると爆豪君に私の気持ちを伝えた
『…もう貸し切りにしなくていいよ?』
爆豪「ンだよいきなり…」
『だって私、爆豪君のお嫁さんになるんだもん!
胸を張って堂々と隣に並べるようにならなくちゃ
No.1ヒーローの奥さんは務まらないよね?』
爆豪「!…へっ、いい心掛けだ」
そういうと爆豪君が私を強く抱きしめてくれたから
私も負けないように爆豪君の首に腕を回して抱きしめた
~彼と初デート End~
『でもやっぱり…高級デートは記念日とかだけでいいかな』
爆豪「ったりめーだ!!毎回ンな事してられっか!!
将来の為に貯金だわクソが!!」
『(あ…意外に堅実派なんだね爆豪君)』
爆豪君はいい旦那さんになるなって
安心したのは私だけの秘密
