雄英百物語(雄英白書より緑谷、発目友情、微ホラー)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
飯田「先生!これは大変な事態です!
我々の生活の基盤となる生活空間に
何かしらの異変が起きているのは事実!
もしこれがずっと続くとなると
我々は授業に専念出来なくなります!
ここは早急に原因追求と事態の解決を望みます!」
峰田「い、いやだぁ…!!
毎晩名前呼ばれたらたまんねーよ!!
ベッドの中でならいざ知らず…いや
ベッドに入ってきたら呪い殺される…!!」
相澤「呪いか…雄英にもそういう話があったな」
「「「「「「え…」」」」」」
相澤の言葉に全員注目が集まる
芦戸「本当ですか!?」
相澤「雄英七不思議の一つで、たしか
ヒーローになれなかった卒業生の幽霊がさ迷ってて
それを見ると呪われるって話だった
よく学校の裏の森に出るっていって……ああ
ちょうど今、寮の立ってる当たりだったな」
「「「「「「「「え」」」」」」」」
一瞬唖然としたあと
教室は阿鼻叫喚さながらの騒ぎになった
いつもなら笑って流せる話でも
恐怖が蔓延している今では話が違う
相澤はため息をつくと皆に言いはなった
相澤「そんなに音が気になんなら、今夜見回りをする
ちょうど今夜は嵐らしいし、その方が合理的だろう
点呼もするから、ちゃんと部屋にいろ」
「「「「「「せ、先生ぇ……!」」」」」」
『…………』
緑谷「(聖…?)」
生徒が相澤の言葉に安心する中
聖はある人に相談しようと決意していた
夜21時
予定していた点呼の時間になっても
いっこうに現れない相澤を不思議に思って
二階の峰田の部屋を訪れた飯田と緑谷だったが
まだ現れていないと峰田は話す
同じ5階の轟、砂藤、瀬呂も合流し一緒に一階に降りると
食事スペースのテーブル付近で相澤が倒れていた
続々と皆が一階に集まるなか
相澤の服には長い金髪が一本ついていたことに
上鳴は動揺を隠せずにいた
上鳴「……っ!金髪…!!
や、やっぱり金髪の女の呪いだ!!」
爆豪「そういうこと言うんじゃねぇ!!アホ面!!」
爆豪が通常運転のように叫ぶがその声はどこか強張っている
「呪い」「幽霊」「敵」と皆が恐怖にかられているとき
大きな雷が落ちた瞬間
ハイツアライアンスは暗闇に包まれた__停電だ
麗日「ひゃあ!?」
切島「こんな時に停電かよ!!」
常闇「っ……落ち着けダークシャドー!!」
峰田「わあああ!!誰か俺を呪いから救ってくれ!」
明るさを失い誰が誰だかわからない
古来より人間は暗闇を恐れる生き物だ
本能の中に眠っていた原始的な恐怖が
高まっていた緊張のせいで一気に爆発したのだ
皆がパニックになる中
扉の開く音に全員勢いよく振り返ると
そこには蝋燭に火を灯して現れた聖だったことに
全員安堵のため息をはいた
『皆…大丈夫?』
上鳴「おどかすなよな天堂~!!」
『ふふふ…ごめんね?』
聖はテーブルに向かうと
ポケットから出したたくさんの蝋燭を小さいお皿に並べた
その数の多さに生徒は驚いているが
何故か黙々と作業をする聖に
声をかけることが出来なかった
並び終えた蝋燭に火をつけると
部屋は一気に明るさを取り戻したが
蝋燭の影が揺れるたび、何故か恐怖が誇張していく
『…まるで百物語みたいだね』
瀬呂「ひゃ、百物語って…」
葉隠「百物語って何?」
葉隠の言葉に聖は静かに話し出した