雄英百物語(雄英白書より緑谷、発目友情、微ホラー)
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耳郎「…あのさ、実はうちも聞こえた
ヘンなヴィーンって音……朝方まで続いてたよ」
上鳴「ほら!やっぱりしてたんだよ!」
A組で一番の音のスペシャリストの発言に
上鳴は真実だったと鬼の首を取ったように言う
それは上鳴だけではなかったようで
教室は変な空気が漂っていた
そんな空気を飯田は皆の顔を見回して力強く言い放つ
飯田「しかし、呪いかどうかは置いておいて
複数人が謎の音を聞いているとなるとこれは由々しき事態だ
もしかしたら寮の欠陥の可能性もある
音の正体を確かめねばなるまい
ここは委員長である俺が、今日は責任を持って
起きていることにしよう!」
そして、その日の真夜中
1-Aクラス全員が謎の音を聞いていた
ある一人の生徒を除いて_____
相澤「音ねぇ……」
相澤の前には今日の曇り空と同じように
どよーんとした生徒達と
心配そうに皆を見つめる聖の姿があった
天気予報では今日は嵐になるらしく
時間が経つに連れて強くなっていく風が木々を揺らしていく
一人を除いた生徒は全員睡眠不足で
当然授業に集中できず最後のホームルームで
相澤に静かに怒られていた
しかし一人二人ならまだわかるが
一人を除いた全員が集中を欠いたのを不思議に思い
理由を聞いたところだった
そして皆を心配して表情は暗いが
睡眠不足ではない一人の生徒に相澤は声をかけた
相澤「天堂…お前はその音を聞いたのか」
『あ、あの…その……………聞いていません』
「「「「「「「えぇ!?」」」」」」」
爆豪「!!」
緑谷「ほ、本当なの聖?」
聖の発言に生徒が一斉に聖を見る
あの爆豪ですらあからさまに驚き振り向いていた
聖は申し訳なさに俯くと
緑谷の質問にゆっくり答えた
『すいません…普通にそのまま眠ってしまって
皆の慌ててる様子にも…気付かなかったです』
緑谷「聖、昔から一回寝たら中々起きないもんね」
『う、うん……』
緑谷と聖の会話を聞いていた生徒だったが
あきらかに信じられない表情をしていた
峰田「俺あんな大騒ぎしてたんだぜ!?
起きないとかあり得ないだろ!!」
上鳴「それに…天堂って2階で…女一人だよな?」
瀬呂「アリバイはなしか…」
『え…』
緑谷「み、皆?」
聖はクラスを見渡す
轟と目が合うと疑いの眼差しで見られ
爆豪に振り返ると目を逸らされてしまった
それは皆からも感じる視線で
緑谷を見ると聖の瞳を真っ直ぐ見つめていたとき
相澤「__お前らいい加減にしろよ」
骨身に染みる相澤の低い声に聖は体をビクつかせると
大人しく顔を俯かせた時
飯田がビシッと手を上げていた