授業参観(雄英白書より)※期末テスト後
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『(あ、あれ?この人…………)』
「サア、オリノナカヘハイレ」
『…わ、私暗い所苦手なので
出来ればここにいたいんですけど…』
「フザケルナ、サッサットハイレ」
『で、でも……』
「…シカタナイ」
『きゃあ!?』
「「「「天堂!!」」」」
爆豪「!?」
麗日「聖ちゃん!!」
飯田「天堂君!!」
轟「天堂!!」
緑谷「聖!!!!」
檻の中に投げられると
わざと大袈裟に地面に転がって気絶したフリをした
私に急いで駆け寄ってくれたのは
引子さんと光己さんだった
引子「聖ちゃん!!大丈夫!?」
光己「ちょっと!?嫁入り前の娘の体に傷でもついたら
どう責任とってくれんだい!!」
「…………」
切島「爆豪の母ちゃん、めちゃくちゃキレてんな…」
爆豪「黙ってろクソ髪!!てめェもだクソババア!!」
光己「勝己!!また汚い言葉使ってんじゃないよ!!」
『(引子さん光己さんありがとう…)』
私は周りを見渡した後、髪で顔を隠してる隙間から
耳郎さんが地面にイヤホンジャックを刺してるのが見えて
地面に向かって小さい声で話しかけた
『耳郎さん…人質は全員ケガなし
周りにも危険物は見当たらないしカメラみたいなのもないから
敵は恐らく、目の前の男の人だけだよ』
耳郎「!!」
耳郎さんは私を見て頷くと
出久と飯田君の所に報告しに行ってくれた
私の目的は人質の安否の確認
誰が誰の保護者かは分からなくたって
私の人数を抜かした20人がここにいるってことは
クラス全員の保護者が来てるってことだもんね
出久を見ると何か思い付いたのか強い瞳で私を見ていた
その瞳に安心して微笑むと引子さんは私を起こしてくれて
光己さんは私の頭を撫でてくれた
引子「聖ちゃん!!こんな…っ無理して!!」
光己「本当だよ!?聖はポワンってしてるのに
時々無茶な事するから、私はいつもドキドキするんだ!!」
『だって…出久と爆君の大切な人は…私だって守りたい…』
引子「…っ…聖…ちゃん……」
光己「…バカだね」
二人に抱き締められて
何故か周りの保護者の人達も泣ぐんでいて
檻の中はいつの間にか温かいムードに包まれていた
すると
赤が入り混じった白髪と、眼鏡をしている
青い瞳の綺麗な女の人が声をかけてくれて
私は誰の家族がすぐに分かってしまった