運命の繋がり(ヒロイン両親ネタ、連載ネタバレ)
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『特田さんは…お母さんのこと、好きだったんですか?』
特田「…そうだよ」
『!!』
思わず特田さんに聞いてみたくなった
『どうして…告白しなかったんですか?』
特田「…僕にとって彼女との"幼馴染み"は特別だった」
『え?』
特田「僕だけが幼馴染みとして彼女の側にいる事を許された
皆が行きたいと望んでる場所を彼氏でもないのに
幼馴染みってだけで側にいられるのが嬉しかったし
彼女を呼び捨てに出来たのも幼馴染みの僕だけだったから
…まぁ、優越感みたいなものかな」
『特田さん……』
緑谷・爆豪「「…………」」
特田「告白して真理亜との関係か壊れるのが嫌だった
…ビビりだろ?」
『そ、そんな事ありません!
特田さんの気持ちは…っ……痛いほど…分かります』
特田「…聖ちゃん、好きな人がいるのかい?」
少しだけ出久に視線を向けたら私を見ていたから
慌てて目を逸らして俯きながら話した
『…誰にでも優しくてヒーローになる夢を諦めない
強い意志がある人で…一緒にいるとドキドキするけど安心して
…ずっと側で見守っていたいと思える…そんな人です』
特田「(…やはり聖ちゃんの好きな子は緑谷君か)」
いざ口にしたら恥ずかしくなって顔が赤くなると
頭を撫でられて顔をあげた
特田「聖ちゃんの気持ちを彼に伝えられるといいな
…僕のように後悔しないようにね?」
『…っ……はい』
特田さんの言葉に胸が締め付けられると
写真を強く胸に抱きしめた
*~**~*
取材も終わって特田さんとLINEを交換して
カメラでツーショット写真を撮ってくれた
部屋に戻って写真立てに特田さんからもらった写真を入れると
嬉しくて胸に抱きしめたとき、ノックの音に返事をして
扉を開けたら出久だった
『…出久?』
緑谷「い、今…いいかな?」
『もちろん!』
座ってる出久にお茶を出したら
何故か緊張してる出久に微笑んだ
『足崩していいよ?』
緑谷「え!?…じゃ、じゃあ」
足を崩した出久の隣に座ったら
持っていた写真を出久に見せた
緑谷「!!…こ、これ……」
『…お母さんが特田さんに送ってくれた写真なんだって』
写真には幸せそうに笑うお母さんとお父さん
お母さんの腕には赤ちゃんの私が抱かれていた
『十九歳のお父さんは寂しそうだったけどお母さんと出会えて
こんな幸せそうに笑ってるお父さんが見れて安心した…』
緑谷「…もちろんそれもあるけど
聖が産まれたからじゃない?」
『え?』
緑谷「お父さんの手を見てみなよ?」
『…あ____』
よく見たら、お父さんの手の指を私が握りしめていた
緑谷「…聖に手を握られて、嬉しかったんだと思うよ」
『…そっか』
緑谷「!」
出久の肩に頭を預けたら出久もゆっくり私に寄り添ってくれた
『ありがとう…出久』
緑谷「…どういたしまして」
特田さんの言葉を思い出して胸が苦しくなったけど
今だけは幼馴染みとして…少しだけ甘えさせてね
~運命の繋がり End~
それは聖が産まれてまだ直ぐの頃の、アメリカ郊外
「おま、えらは…何がしたいんだ!?」
「…君がいては色々困る、
個性を奪ってもいいが
その頭脳とスキルは…私の為に使ってもらおう」
「ふざ…っけるな!!」
「何とかなりますかね…先生」
「…やってみよう、全てはオール・フォー・ワンのために
それまでは"こいつ"が君の代わりに生きてくれる」
「…っ……やめろぉおおおお!!!!」
やっと出逢えたんだ、運命の女に
大切にしたいんだ…あいつらを
「真理…亜……………聖……」
それは、運命の繋がりが切れた瞬間だった