幼馴染みとしての覚悟(爆豪、轟)※30話続編
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「…分かりました志向をかえましょう
イチャイチャ写真ではなくて…ヒーロー二人が
一般女性を襲っている写真に」
轟「は?」
爆豪「…てめェ、今なんて言いやがった」
「そんな写真が載れば、そこのヒーロー2人も
そして貴女も…生きてはいけませんよね?」
『…っ……!?』
轟「お前いい加減にしろよ!!」
「さっきも言ったじゃありませんか?
私は嘘はつきません…ってね♪」
爆豪「おい!?…そいつに触んじゃねぇぞクソがァァ!!」
敵が私に近付いてきてワンピースのボタンを
外そうと触った瞬間、思わず言ってしまった
『…触らないで』
「はい?」
『私に触っていいのは
私が……私が心から好きになった人だけなんだから!!』
「ぎゃァァァァ!!!!」
爆豪・轟「「!?」」
勢いよく髪を横に振ったら
長い茶髪が敵の目に入ったみたいで
敵は目を押さえながら地面に倒れこんでしまった
敵が視線を外してくれて、やっと密着から解放されると
二人は勢いよく敵を殴りつけていた
…敵の人、大丈夫かな?
警察の人に連絡をしたら
直ぐにプロヒーローが到着して敵を確保……敵、気絶してる?
勢いよく頭を振ったから
ウィッグは外れてメガネはレンズが割れてしまっていた
発目さんにまた作ってもらわなくちゃって
申し訳ない気持ちでウィッグを着けて裏路地からでたら
爆君と轟君の周りをたくさんの人が囲んでいた
声をかけたくてもかけれない状況に諦めて
荷物を持ったら、その場からゆっくり離れて歩きだした
*~**~*
帰る途中、いつも出久と待ち合わせしてる公園に
何となく寄ったらブランコの上に座った
二人にLINEで帰ったって連絡をし終えたらため息がでて
今日は色々疲れたなって思った時だった
緑谷「…聖?」
『!!……い、ずく』
緑谷「やっぱり聖だった!
…もしかして、リカバリーガールのお見舞いの帰り?」
『…そうだよ!』
緑谷「…リカバリーガール、元気だった?」
『…うん、明後日には退院だって』
緑谷「本当!?良かったね!」
『…っ……うん……』
出久の優しい笑顔に泣きそうになって
ブランコのチェーンを強く握りしめたら
出久が不思議そうに、でも私に声をかけてくれた
緑谷「…何かあったの?」
『え?』
緑谷「すごく…悲しそうだから」
出久の言葉に更に顔を俯かせて手を握りしめると
勝手に言葉が溢れ出ていた
『…ぃない』
緑谷「え?」
『出久には…関係ないことだから』
緑谷「…………」
会話が止まって気まずくなると
出久は私と目が合うようにしゃがんでくれた
緑谷「僕に関係なくても、そんな辛そうな聖を
ほっとくなんて出来ない」
『…………』
緑谷「聖は…僕の大事な幼馴染みなんだから
いつでも相談していいんだよ?」
『…………』
そうだ、私達は幼馴染みで家族
それ以上でもそれ以下でもない
『…幼馴染みだからって何でも話せると思わないで』
緑谷「え?」
『出久には言わない………絶対言わない!!』
緑谷「まっ!?…っ聖!!」
『_____!!』
出久に手を強く握られた
さっきはあんなに爆君と轟君に密着してたのに
出久に手を握られただけで
身体中の血が勢いよく巡っていくみたいに身体が熱くなる
胸の心音が聞こえちゃうんじゃないかってくらいドキドキして
苦しくて切なくて、でも離して欲しくなくて
我慢してた涙が頬を勢いよく流れてく
『出久に…私の気持ちなんて絶対分からないよ!!』
緑谷「!?聖!!」
出久の手を振り払って、家に向かって全力で走った
家の大きなアーチをくぐって家の裏側に回ると
置いてあるベンチに勢いよく座った
思い出すのは出久に言った言葉
あんなの…完璧に八つ当たりだ
『…ごめんね、出久……』
変装してたのに私だってすぐに気付いてくれて
優しく声をかけてくれて心配してくれて
私を引き止めてくれて本当は嬉しかった
でも…だから余計に苦しい
『…っ……出久……』
誰か教えて
この気持ちを忘れるには…どうすればいいの
~幼馴染みとしての覚悟 End~
泣いて泣いて泣いて
忘れようと思って前を向こうとしても
出久を目の前にしたら私の気持ちが簡単に揺れ動いて
また下を向いちゃうんだ
どうして私は、こんなにも弱いんだろう