幼馴染みとしての覚悟(爆豪、轟)※30話続編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は休日
雄英体育祭後から
私を知ってくれる人が多くなって嬉しかったけど
この前みたいに電車を止めちゃうような事件が発生すると
色んな人に迷惑をかけてしまうと反省して
外出するときは、発目さんが外出用に作ってくれた
茶色のロングヘアーのウィッグに黒淵メガネを着けて
出かけるようにしていた
いつもは楽しい外出も楽しめるはずがなかった
私のせいでリカさんを傷付けた
出久に間接的だけどフラれて
ふとした時に思い出す…彼女のあの言葉
『(今回は一命とりとめちゃったみたいだけど
次はどうなるか分からないわよ?
それにまたあんたの大事なものが私の‘‘個性’’で
傷付けられちゃうかもしれないじゃない?)』
リカさんから聞いた真実
私の両親は事故で死んだんじゃない
…私のせいで両親が死んでしまったこと
『(…大切な人が傷付くのは、もう嫌だよ)』
すぐに思い浮かんだのは、やっぱり出久で
一緒にいたらもっと好きが強くなって側にいたくなる
だから諦めなくちゃ
出久の一番でいたい気持ちも
誰よりも側で見守っていたい願いも
胸が苦しくなるような恋い焦がれるこの思いも
『…っ…………』
荷物を持つ袋を強く握りしめたとき
目の前の人物に見覚えがあって恐る恐る声をかけてみた
『…轟君?』
轟「…あんた誰だ?」
『あ、そうか…天堂、天堂聖だよ!』
轟「…言われてみると、声が天堂だな」
『すっごい奇遇だね!…お買い物?』
轟「いや、さっきまで母さんの見舞い行ってて
今から家に帰るところだ」
『…そっか、毎週会いに行ってるの?』
轟「…まぁな」
『よかったね♪』
轟「…天堂はどうしてここにいんだ?
クラスの皆と買い物に行くんじゃなかったのか?」
『私は…リカさんのお見舞い!』
轟「…そうか」
『…うん』
轟「…………」
『(…どうしよう、変な空気になっちゃった)』
会話がないか一生懸命探していたとき
轟「あそこにいんの…爆豪か?」
『…え!?』
後ろを振り返ったら確かに爆君で
思わず身体が動かなくなった
轟君は爆君の所に向かって歩き出していた
轟「爆豪」
爆豪「あ"あ"?…何だ、いきなり声かけてくんじゃねーよ
この半分野郎がァ!!」
爆君を見て、昨日の保健室での出来事を思い出していた
保健室で抱き締められたこと
出久を好きって気持ちを知られていたこと
『(爆君は…いつから私の気持ちに気付いてたのかな?)』
そんな事を考えてたら、余計恥ずかさと気まずさ強くなって
俯くことしか出来なかった
轟「…どうした天堂?」
爆豪「…はぁ?」
『!!』
爆君と目が合ったけど直ぐに目を逸らして俯いた
爆君の突き刺すような鋭い視線が痛いほど伝わって
余計に顔があげれなかった
『…こんにちは、爆君』
爆豪「…………」
轟「?」
「あの~…いきなり声をかけてすいません
雄英高校ヒーロー科の方ですよね?」
爆豪「…あぁ?」
轟「はい、そうです」
私達…というより、爆君と轟君に声をかけていたのは
優しそうなおじさんだった