プールの思い出※林間合宿前
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『ヒーローになりたいのに…っ…泳げなかったら
…水が怖くちゃ…救える命も……救えない…でしょ?』
緑谷「……そうか、やっぱり優しいね聖は」
『………っ…ふ………っ…』
自分一人で頑張るとか言っといて
結局私はまた出久に救われた
自分が惨めになるのに
今、この瞬間
隣にいてくれる出久に本当は嬉しくて仕方なかった
するといきなり手を掴まれて、プールサイドに連れてかれる
『!?い…嫌だよ出久!!こ、怖い!!』
緑谷「うん、知ってるけど…ヒーローになりたいんだよね?」
『…っ…で、でも…』
緑谷「なら頑張らなくちゃ!」
出久はプールの中に入ってしまって、でも手は繋いだままだ
出久は私に振り向くと優しく微笑んだ
緑谷「聖がいつも僕を応援してくれてたから
今度は僕が聖を応援するよ!」
『!!』
緑谷「大丈夫だから…ね?おいでよ聖!」
『出久…』
出久の言葉に胸が高鳴る
不思議…出久といると勇気が湧いてくるの
出久の手を握りしめると
静かに足先をプールの中に入れた
水の冷たさにビクっとしたけど…もう逃げない
両膝がプールの中に入っていく
身体が震えてきたのが分かって出久を見ると
出久は微笑んでくれた
緑谷「大丈夫…僕がいるから」
『!!』
勇気を出して勢いよくプールの中に入った
髪が顔や背中にくっついているのと
変な浮遊感に嫌な気持ちになったけど
出久の両手を絶対離さないように強く掴んだ
出久は一本後ろに下がるとつられて一本前に出る
今だに身体は震えてるけど水の中を歩いてる
その事実が嬉しくて出久を見ると
出久はまた優しく微笑んでくれた
私の身体から緊張感が抜けて、震えがなくなったのが分かる
緑谷「聖さ…身体浮かせられる?」
『…う、浮かす?』
緑谷「うーんとね…身体の力が抜いて
両足をプールの水面まで持ち上げるイメージかな?」
『え…で、出来ない…』
緑谷「僕の腕に掴まっていいから……ね?」
『う、うん……』
出久の鍛えられた逞しい腕に触ると
出久の言葉をイメージして足を浮かした
緑谷「凄いよ聖!そのままバタ足してみよう!」
『バタ足…?』
緑谷「うーんと…そうだな
足を上下に動かすんだけど膝を曲げずに
足の付け根から動かしてみて?
小さく早く動かすイメージで!」
『…わ、分かった』
出久の言われた通りにやると
出久は「出来てるよ聖!!」って喜んでくれて
凄く嬉しかった