愛で地球を救え!
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敵役のオールマイトさんに解放されて空を飛んでいたら
宝石店の前にしゃがみこんでる皆の所へに向かった
『皆ー!!』
緑谷「聖!!」
爆豪「おい聖!!てめェどおいう事だ!?」
『?』
麗日「何か相澤先生が、聖ちゃんは
最初っから敵が死んでないのに気付いてたって!」
『!』
蛙吹「本当なの聖ちゃん…?」
『最初っからじゃないんだけど…でも敵が
自分で自分を切り付けたのは最初っから気付いてたの』
「「「「えぇ!?」」」」
轟「根拠は?」
『…返り血』
緑谷「え?」
『敵の周りは結構な血が流れてたでしょ?
もし仲間割れだとしてもう一人の誰かが敵を刺したなら
その刺した人にも返り血がつくと思うの
でも、人質の三人は拘束されてたし服も綺麗だったから
敵本人が自分を切り付けたのかなって……』
飯田「なるほど……」
緑谷「じゃ、じゃあどおして死んでないって分かったの!?」
『…ナイフの血かな』
轟「ナイフ?」
『う、うん…ナイフの長さは大体30cmで
結構大きいサイズだったのに血が付いてたのは
先端の本当に2~3cmだけだったじゃない?』
緑谷「!?…そ、そうか!!」
麗日「え、えぇ!?全く分からん!!」
『…2~3cmじゃ心臓に届かないから切り傷は作れても
死ぬまでには至らないんだよ』
「「「!!」」」
『それに…もし私が敵だったとして
本当に自殺しようと思うなら一瞬で即死出来るように
頸動脈かお腹の所にある下行大動脈を深く突き刺すと
思うの
深く突き刺してないってことは
最初っから死ぬ気なんてなかったのかなって思って…』
緑谷「…聖凄い」
爆豪「そこまで分かってたンなら最初っから言いやがれ!!」
『だって出久の折角の名推理を邪魔したくなかったし
皆が感動してる中で「実は違います」って
そんな新一君じゃあるまいし言えないよ…』
緑谷・飯田「「新一君?」」
爆豪「…誰だそいつ」
『あ……』
名推理を繰り広げる彼を思い出して顔が赤くなっていく
麗日「知ってる!!漫画に出てくるキャラクターでしょ!?
確か高校生探偵だったよね?」
蛙吹「最近、瀬呂ちゃんが嬉しそうに話してたのは
この事だったのね♪」
『う、うん…瀬呂君から漫画貸してもらって読んでるの!』
緑谷「聖が漫画って珍しいね…」
『推理物って聞いて読んでみたら面白くて!』
麗日「聖ちゃん…その新一君が好きなんだ!!」
『す、好きっていうか…彼ね
推理している時の冷静な判断力が凄くて
クールなのかなって思ったら
仲間や好きな人を必死で守ってくれる熱い人なんだよ!
あとは、絶対犯人を捕まえるんだって
強い意志がある所とか…とても尊敬するの』
麗日「ベタ惚れやね~♪」
蛙吹「聖ちゃんは、好きが尊敬になるタイプなのね」
爆豪・轟「「…………」」
緑谷「(尊敬…か)」
*~**~*
訓練が終わって
出久と一緒に家に帰っていたとき
緑谷「…聖はスゴいな」
『?』
緑谷「あの推理は聖の日頃の勉強のおかげだよね?
ヒーローとして聖はどんどん進んでいくのに
僕も…ちゃんと進めてるのかなって」
『出久…』
俯いた出久に胸が締め付けられる
出久に触ろうとした手を止めて強く握りしめると
後ろに隠した
『出久はちゃんと前に進めてるよ?』
緑谷「…………」
『ワン・フォー・オールもちゃんと自分の物にしてきてる!
一番近くで応援してきた私が言うんだから間違いないよ!』
緑谷「…聖」
『大丈夫…出久はNo.1ヒーローになる人だもの』
緑谷「…っ………」
『ねぇ…出久』
出久の少し前を歩いて振り返ったら
出久は何故か驚いた表情をしていた
『もし私が敵になって…出久を殺そうとしたらどうする?』
緑谷「…………」
私の目を逸らさないで真っ直ぐ見てくる出久に
胸がドキってした
緑谷「君を救けるよ」
『!…そっか、やっぱり出久はヒーローだね♪』
緑谷「それは聖もだよ」
『え?』
緑谷「僕にとっても…聖はヒーローだから」
『!!…っ……ありがとう出久』
泣きそうな気持ちを堪えて空を見上げたとき
まだ明るくて神々しい太陽が少し羨ましいと思った
~愛で地球を救え End~
あの訓練を受けて泣きたくなったのは
他人事とは思えなかったから
あの"個性"のせいで出久を傷付けてしまうかもしれないなら
私は_____