自覚した思い(轟)
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轟君の部屋に行った後、私の部屋に荷物を置くと
花壇に生えた雑草を一緒に取ってもらって
今は花に水をあげていた
『~♪~~♪~』
轟「…楽しそうだな」
『!…ご、ごめんね?鼻歌とか歌っちゃって…』
轟「別に気にしてねぇ」
『そ、そっか…!』
轟「実はお前から貰った花…枯れちまったんだ」
『そうなの?』
轟「…悪ぃ」
『謝らないで!その…花や植物はいつか枯れるけど
花咲いてる一瞬が綺麗で尊いから
そんな瞬間を轟君に見てもらえて、お花も喜んだはずだよ!』
轟「!…そう、か」
『そうだよ!』
轟「…………」
花の水やりを終えて手を洗ったら
クッションを敷いて隣に並んだ
私は英語で轟君は国語をやるらしい
『轟君、分かんないところがあったら聞いてもいい?』
轟「ああ」
『ありがとう♪』
轟君と一緒に勉強を始めて一時間、やっぱり轟君は頭がいい
教え方も丁寧だし分かりやすかった
それにしても轟君って…横顔もカッコいいな
前に廊下歩いてたとき
轟君を見て顔を赤くしてた女の子達を見たことがあった
絶対ファンクラブとかありそう
だとしたら、この状況はよくないよね
ファンの女の子達に申し訳ない気がする
『ねぇ轟君…いつになったら元に戻れるのかな?』
轟「…さあな」
『もし朝まで戻らなかったら、私轟君と……』
轟「…………」
一緒に寝るのはさすがに緊張するな
…でもそれって出久と麗ちゃんにも言えることなんだよね
何かそれは_____
『…………』
轟「!」
泣きそうになるのを堪えてたら
頭を優しく撫でられて顔を上げたら
轟君が心配そうに私を見ていた
『轟…君?』
轟「…大丈夫だ、ちゃんと元に戻れる」
『…………』
轟「だから…泣くな」
『…っ………ぅん』
ごめんね轟君、いきなり泣いたりして
轟君の右手は氷結を使うはずだから冷たいと思ってたのに
凄く優しくて温かくて涙が止まらなくなった
轟君って本当に優しいな
泣き顔を見られたくなくて
誤魔化すように膝の上に顔を伏せた
その間も轟君は頭を撫でてくれてて
轟君の右手と私の右側が温かくてウトウトしてたら
いつの間にか意識が遠くなっていた
~轟焦凍 サイド~
轟「…天堂?」
『…すぅ……すぅ……』
轟「…………」
この状況で寝れるってやっぱすげぇなこいつ
頭を撫でてた手を止めて髪に触れた
はじめて触った母さん以外の女の髪は
ふわふわで軽くて綺麗だった
髪を退かした時に見えた天堂の寝顔
首が白くて睫毛が長くて唇が______
轟「…っ………」
真面目でいつも一生懸命なところも
無理してるのにそう見せないように振る舞ってるところも
守りてえって思う
轟「…俺は」
未だに気持ち良さそうに寝てる天堂を引き寄せて
俺の左肩に頭を預けさせた
そっと顔を覗いたとき
『……ぃず…く……』
轟「…………」
天堂の気持ちは分かってる
けど今だけは…俺の側にいてくれ
轟「天堂…俺はお前が…………」
天堂の頭に自分の頭を預けると
天堂の髪から匂うシャンプーの香りにまた胸が締め付けられて
誤魔化すようにそのまま目を閉じた
~轟焦凍 サイド終了~