恐怖のラブレター(緑谷)
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緑谷「…君がため 惜しからざりし 命さへ
長くもがなと 思ひけるかな……」
芦戸「どー言うこと?」
八百万「訳しますと…"貴女に会うためなら
命を捨ててもいいという気持ちでいたけれど
会ってしまった今は幸せすぎて
長く生きたいと思ってしまいます"…と言う意味ですね」
芦戸・麗日・葉隠「「「素敵~!!」」」
切島「何か遠回しな感じしねぇか?」
芦戸「分かってないなー切島は!!」
切島「な、何だよ…」
耳郎「でもさ、何で和歌なわけ?」
瀬呂「確かに!」
上鳴「ヤオモモみたいに頭良くなきゃ伝わらないぜ?」
緑谷「それは大丈夫、聖って古典得意だか…ら」
飯田「どうしたんだ、緑谷君?」
緑谷「…何でこの送り主、聖が古典得意って
知ってるんだろ」
「「「「「!!」」」」」
蛙吹「確かにそうね、私達ですら知らなかったのに」
その時、一瞬で教室の空気が少し冷たくなった気がした
それに……
緑谷「聖が最近おかしいのって
この手紙と何か関係してるのかな?」
麗日「え、でも手紙なんて…」
爆豪「…………」
かっちゃんがいきなり聖の鞄を開けたから
僕や皆が驚いていると
キレイなファイルを持ったかっちゃんの目が見開いた瞬間
「「「「「「え……」」」」」」
轟「…………」
上鳴「ま、マジかよ……」
緑谷「こ、これって……」
かっちゃんがファイルから出したのは
拳藤さんから貰ったのと同じ白い手紙
パッと見ただけで10枚以上はある
轟君はその中の一枚の手紙を開くと
眉間にシワを寄せていた
轟「…"秋の田の 穂の上に霧らふ 朝霞
いつへの方に あが恋やまむ"
…"秋の田に稲穂が豊かに実っていて
穂の上には、明け方の霧がかかる
この霞はやがてどこかへと消えてしまうだろう
でも、わたしの恋心が消えて止むことはない"」
峰田「お、おい…う、嘘だろ……?」
八百万「こちらは…"かくとだに えやはいぶきの さしも草
さしも知らじな 燃ゆる思ひを"…訳しますと
"あなたを恋い慕う気持ちを
口に出して言うことさえできず、伊吹山のさしも草のように
私の恋心は燃えています
私の火のように燃える恋心なんて
あなたは知らないでしょうけど"…と言う意味です」
芦戸「ちょっと…やり過ぎじゃない?」
葉隠「こ、怖いよ~!!」
緑谷「…あれ?」
手紙の中に造花のようは葉っぱが入っていた
よく見る植物だけど、どこかで見たような…
爆豪「おい…その葉っぱ
あいつの部屋で育ててる植物と同じだ」
緑谷「!?」
そうだ…確か名前は
八百万「アイビー…花言葉は
"永遠の愛""友情"や"不滅"といった
人と人との関係を長く続くよう願った花言葉が多いんです」
緑谷「確か前に聖がそんな話してくれてた…」
八百万「…実は裏の花言葉があるのをご存知でしたか?」
緑谷「え?」
轟「何なんだ八百万」
八百万「…………」
爆豪「…早く言いやがれ!!」
八百万「…っ……もう一つの花言葉は
"死んでも離れない"…と言う意味です」
緑谷・爆豪・轟「「「!!」」」
今の八百万さんの言葉でハッキリした
これはラブレター何かじゃない
恋を通り越した…狂愛、ストーカーだ
轟「!!天堂は!?」
緑谷・爆豪「「!!」」
拳藤さんを見ると顔が青ざめていて
でもゆっくり口を開いてくれた
拳藤「…っ……天堂さんの下駄箱に
手紙をいれようとした男子を見たんだ
そいつ普通科の一年で……たしか」
緑谷「_____」
~緑谷出久サイド 終了~