彼女の過去(主人公幼児化、緑谷・爆豪)
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~緑谷出久 サイド~
リカバリーガールに抱えられている幼い女の子
長い金髪に青い大きな瞳
瞳に涙をいっぱいためて不安そうに僕達を見ている
その表情に僕は見覚えがあった
緑谷「聖!!」
「「「「「…えぇ!?」」」」」
『!!…っ………ふぇ……』
「「「「「!!」」」」」
聖が泣き出してしまいクラスが一瞬で静かになった
相澤「…何故か天堂の部屋から泣き声が聞こえて
駆けつけた時にはもう幼児化していた…問題は」
『…っつ!!…ま、ママーーー!!!!』
「「「「!?」」」」
爆豪「…おい」
緑谷「も、もしかして…」
相澤「…記憶まで幼児化した頃に戻ってるってことだ
もちろん俺の事は覚えてない
俺だと怖がって見ただけで泣かせちまうから
リカバリーガールを呼んでなんとか…って感じだ
リカバリーガールは今から出張
そこでお前らに…天堂の子守りをしてもらう」
「「「「「子守りぃぃ!?」」」」」
『ひぃ!!…わーーん!!!!』
リカバリーガールに抱きつきながら大泣きする聖に
リカバリーガールは寂しそうに頭を撫でていた
そんな様子に立ち上がったのが女子の皆だ
麗日「…怖くないからこっちおいで?」
蛙吹「妹達を思い出すわ、ケロケロ」
芦戸「ってか、めちゃくちゃ可愛い!!」
葉隠「お目めおっきいねぇ~♪」
耳郎「ほんと…そのまんま天堂って感じ」
八百万「皆さん、いきなり大勢で来ては
怖がらせてしまいますわ!!」
『うぅ……ママは……ママはどこぉ…?』
「「「「「!!」」」」」
緑谷「聖…」
爆豪「…………」
轟「…天堂」
皆はもう聖の家庭事情を知っているから
女子の皆は何て言えばいいか困っている感じだった
その時、聖と目が合って
僕の目を逸らさずに助けを求めているような不安な目に
いてもたってもいられず聖の所に向かった
僕が近付いて来たのに驚いたのか
リカバリーガールの胸に顔を隠すけど
目だけは僕から離さなかったから
膝をついてしゃがむと
安心してもらえるように微笑んだ
緑谷「…君のお母さんは今、遠くに出掛けてて
直ぐに帰って来れないから
それまで僕達と一緒にいてくれないかな…聖?」
『…っ……ママ………』
緑谷「大丈夫だよ…ね?」
『…………』
僕の差し出した手をゆっくり伸ばした聖は
僕の人差し指を掴んだ
簡単に聖の手が僕の手の中に包まれてしまって
余りの小ささに驚いたけど
表情に出さずに微笑んだ
聖と手を繋ぎながら聖の席に座らせるけど
目線が机の引き出しの中で
一生懸命前を見ようと顔をあげたり下を向いたり
忙しそうにしているのが…なんか
「「「「「か、可愛えぇなぁ~~♥️」」」」」
緑谷「(た、確かに…/////)」
ホームルームが終わって八百万さんから
座椅子を作ってもらうと嬉しそうに座っていた
聖が僕を見つめてきたから微笑むと
『おにいちゃん…おなまえは?』
緑谷「え」
確かこの頃もよく聖とかっちゃんと三人で遊んでたけど
名前言ってもいいのかな?
でも同じ名前の人なんていっぱいいるだろうから…いいか
緑谷「…い、いずくって言うんだ!!」
『…いずく?』
緑谷「そ、そう!」
『わたしのともだちにも"いずく"ってともだちいるよ!』
緑谷「そ、そうなんだ…(それ僕の事だ!!)」
『…でも、おにいちゃんとぜんぜんちがう!』
緑谷「え?」
『おにいちゃんの方がつよそうでかっこいいもん!』
緑谷「…ありがとう」
何だろうこの複雑な気持ち
嬉しいような嬉しくないような
すると聖はかっちゃんを指さしていて
かっちゃんは聖を見ていた
『このおにいちゃんもわたしのともだちの
ばくくんにかみのけとめのいろがそっくりだよ!』
爆豪「!!」
緑谷「(鋭いな聖…)」
『でも…おにいちゃんおめめこわいくてイヤ!
わたしのおともだちのばくくんもみんなを
バカにしたみたいなおめめでみてくるんだよ!』
爆豪「…あ"ぁ?」
緑谷「だ、ダメだよかっちゃん!!相手は聖!!
まだ子供でしょ!?」
爆豪「離せクソデク!!!!」
皆が笑っている中
聖に殴りかかりそうな勢いのかっちゃんを
急いで押さえると頭を殴られてしまった
『!?ぼ、ぼうりょくだめなのー!!!!』
爆豪「!!」
緑谷「聖!?」
聖は服を握りしめるとまた声を出して泣いていた