第百四話[DESIGN]
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死柄木「崩壊を"面"じゃなく"深さ"に向かわせる
すると静岡の一部が一瞬でなくなっちまうワケだ
国土約37万8000km
今の俺なら一週間もありゃ水平線に変えられる
再興の芽も残さない…全ての崩壊ってのァそういうことさ」
緑谷「(変速と発勁、危機感知を併用すれば
さっきまでと違って攻勢に出られる…!早く止める糸口を…)」
死柄木「…先生が死んだな
ちゃんと壊さなかったからだよ全く
でも…なんだかんだ感謝はしてるな
俺を強くしてくれた…こいつのスピードにも
慣れるくらいには」
緑谷「!?」
タッチの差で指をなぎ払うが
「危機感知」を奪われてしまった
危機感知を使われ緑谷の攻撃をいとも容易くかわしていく
死柄木「一番邪魔なお前から崩壊を始める」
黒鞭を幾重にも巻き付け防御に徹していると
後ろには富士山がそびえたっていた
死柄木「見えてるぞ幽霊!
逃げる算段でも話し合ってたか!?
おまえたちは逃げて強くなってきたから逃がさずに壊す
俺がつくる地平線をさ
スピナーが楽しみにしてたからさ、富士壊してから沈める」
傷んでボロボロの身体に黒鞭で無理やり身体を動かしている間
一つの結論にたどり着く
それは…"OFA"を手放すという手段だった
OFAを譲渡するという形で死柄木の傷にぶつけ
傷をこじ開け死柄木の精神を揺さぶり抑え込む作戦だ
激しい戦闘の末、死柄木の傷にOFAをぶつけた瞬間
死柄木と緑谷の記憶が交錯していく
体育祭……
スピナー……
雄英高校襲撃……
『いずく…むかえにきてくれてありがとう』
『そばにいるよ、てんこくん!!』
二人の聖に関しての記憶が交錯していく