第百三話[IAM HERE]
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____30分前
死柄木との対戦で心臓が止まった爆豪
暗闇に包まれそうになった瞬間
一筋の優しい光が差し込み緑色のオーラに包まれる
爆豪「……だ、……れだ」
『…………』
爆豪「!!」
金色の髪、青い瞳
ずっと心配していたもう一人の幼馴染みは
眉間にシワを寄せながら苦しそうに爆豪を見つめている
爆豪「てめェ…!!っ、いま、まで!!」
『(声出さないで)』
爆豪「!?」
右手で爆豪の身体に触れ
左手で爆豪の心肺を自分の生命活動と引き換えに
強制的に動かしていた
エッジショットの治療を同時に行っている
聖の表情に何かを感じた爆豪は
治療している聖の手を力強く握りしめた
爆豪「や、めれや、っその目……」
『…………』
爆豪「なに、たくらんで、んだ!!」
『…………』
握りられていた爆豪の手を上から重ねると
爆豪は目を見開いたまま
聖から目がそらせなかった
『(…爆君と出久が仲直り出来て本当に嬉しかったよ
出久を迎えに行ってくれてありがとう)』
爆豪「…ぉ、い」
『(この後、オールマイトさんが本当に危険なの
出久は死柄木弔との戦いで精一杯
だから爆君、オールマイトさんを助けて
…大丈夫、爆君なら絶対にAFOを倒せるから)』
爆豪「ま、てや!!」
『(爆君……私のかわりに出久の側にいてあげてね)』
爆豪「っ、聖ーーーー!!!!!!」
覚悟を決めた強い眼差しと
心から嬉しそうに爆豪に微笑んだ聖を最後に
爆豪の意識が遠くなっていく
目を覚ました時には
爆破で空を飛びAFOからオールマイトを救出していた
爆豪「勝つぞ!!! 」