イケメンの合否
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神野の悪魔から二週間が過ぎた
そして今日は金曜日
いつも通り仕事を定時に終わらせて
家に帰ってお風呂に入りビールを開けようとした時
ふとスマホを見つめる
『…………』
彼とは…焦凍君とは病院以来会っていない
理由は雄英高校が全寮制になったから
これから雄英生徒を
より強固に守って育てなければならない為
雄英高校が兼ねてから考えてた案らしい
寮に入ることを病院で聞いたとき
本当は少し安心した
焦凍君を思い出すだけで
苦しくて切なくって…でも嬉しくなる
自分のこの不可解な気持ちは何となく分かってる
でも…受け入れることは出来ないから
ブーブーブーブーブーブー
『!』
電話の相手は…やっぱり焦凍君からだった
ゆっくり深呼吸をすると
ボタンを押して電話に出た
『…もしもし?』
轟「(お疲れ想さん)」
『焦凍君も…お疲れ様』
轟「(…………)」
『…………』
焦凍君はいつも金曜日になると電話をくれる
彼の性格からして電話苦手だと思うのに
…そんな私も電話は苦手だけど
何を話したらいいか分からないし
黙ってると何か話さなきゃいけないって空気が嫌だから
"毎週律儀に電話なんかかけてこなくていいんだよ"
そう言えればいいのに
実際に電話がかかってくると嬉しいから
結局言えないでいる
轟「(…俺、仮免落ちた)」
『そうなんだ…………え?』
彼の言葉に思考が一気に現実に戻された
彼の成績や"個性"は情報で把握してる
下手なことをしなければ絶対落ちないはずなのに
『何かあったの?』
轟「(…士傑高校の奴に俺の目は親父に似てるって言われた)」
『…………』
轟「(親父のことは乗り越えたと思ったのに
あいつを思うと嫌悪や憎悪が強く出て
…感情のコントロールが出来なくなった)」
『…………』
轟「(俺はあいつを越えるために色々な奴等を踏み台にした
俺が招いた結果だ…)」
『…………』
焦凍君の言葉が強く胸に響いた
