~彼女との未来(轟焦凍サイド)~
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あれから4年___
無事に雄英を卒業して、プロヒーローとして歩み始めたが
まだプロとしての実力が足りねえから
今は親父の事務所のサイドキックとして働いてる
敵を氷結で捕まえて警察に引き渡した途端
俺の名前を呼ぶ沢山の声が聞こえる
「きゃー!!ショートォーーー!!」
「こっち向いてぇ~!!」
轟「あ、はい」
「「「「きゃー!!死んじゃうぅ~!!」」」」
轟「(死ぬ?お、俺のせいでか?)…死ぬんじゃねぇ」
「「「い、いやぁー!!!!」」」
轟「(何で嫌がるんだ…)」
「…天然って怖えーな~」
轟「?」
事務所の先輩に何故か肩を叩かれて不思議に見つめてたら
スマホが振るえて見るとそのままズボンのポケットにしまった
ホテルの一室
隣で事を終えて寝てる女の長い黒髪を触ってたら
女が振り返って俺に笑った
「好きよね私の髪…誰かを思い出してるの?」
轟「…別に」
女の言葉を無視して服を着はじめる
ホテルを出ようとしたとき女に声をかけられた
「また連絡するわ」
轟「…………」
ホテルを出ると1月の凍えるような寒さが
俺の心と同じように感じた
あの女と出会ったのは半年前
事務所のパーティーで知り合って声をかけられて
身体だけの関係になった
年上で冷静、色白に長い黒髪があの人と似てたから___
轟「…………」
4年前のあの日
エンデヴァー事務所を退職する理由を述べたあの人の決意に
俺は感動した反面、悔しくて悲しくなった
俺がいなくてもどんどん先に進んでいく
だから俺は逃げたんだ、あの人から
轟「…今更だろ」
あの人から逃げた俺は
あの人の隣に並ぶ権利はねぇよ
あの人が手に入らねぇ欲を違う女にぶつけてる
いざあの人と同じ事をしてみても
残ったのは虚しさだけだった
1月11日 午前
コンビニ襲撃の敵を捕まえて
隣のビルにいた人達を避難させてたとき
「空!!」
「!?…っ……何してんのよあんた!!学校は!?」
「抜けてきたに決まってんだ
空が心配でそれどころかじゃなかったんだから!!」
「はぁ!?」
轟「…………」
明らかに学生服のガキとスーツを着た女は
喧嘩みたいなやり取りをしていた…姉弟か?
「…っ……あんたに心配されなくても平気よ!
さっさと学校に戻りなさい!勉強は…学生の本文でしょ!」
「ガキ扱いすんなよな!!
好きな女を心配して何が悪いんだよ!!」
「!?…っ…バ、バカなのそんな大声で!!
もう知らないんだから!!」
女はそのまま踵を返すと避難場所に歩いていった
ガキは何故か嬉しそうに女を見つめていて
昔の俺とあの人を思い出して、そいつに声をかけた
轟「…おい」
「ショ、ショート!?
うわぁ~空が言ってたけど、まじでイケメンだな…」
轟「…お前、さっきの人とどんな関係なんだ?」
「…何でショートに教えなくちゃいけないわけ?
もしかしてショート、空が好きなのか?」
轟「は?」
「人気の新人ヒーローだからって空は渡さねぇぞ!!
空は俺が小学生の頃から惚れてる女だからな!!
そこら辺の男なんかより気持ちは強いぜ?…空が欲しいなら
俺を倒してからにしやがれ!!」
轟「…………」
ガキは高校生くらいだな
ってことはもう10年くらい好きなのか
なんで……
轟「…そんな好きでいられんだ」
「はぁ?」
轟「好きな女に全然振り向いて貰えてねぇじゃねーか
なんでそこまでするんだ?」
「…………」
ガキの寂しそうな表情に、言い過ぎたと思って謝ろうとしたら
俺を見ると笑ってやがった
「そんなの、自分が傷つくより
空を誰かにとられる方が嫌だからに決まってんだろ!!」
轟「…………」
ガキの言葉が胸にスッと入ってくると
胸が苦しくなって強く両手を握りしめた
