最終話 彼は私の○○
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あれから7年____
フランス郊外にあるパン屋"Clover"には
開店前から多くの行列が出来ている
そのパン屋の扉から現れた女性に
行列に並んでいる常連の高齢女性が声をかけると
女性の前髪には星形の髪止めが輝いていた
「おはよう小麦ちゃん…今日のオススメは何かしら?」
『おはようございます、おば様!
今日は胡桃パンがオススメですよ♪
パンの生地も変えてるので胡桃との食感もバッチリです!』
「それは楽しみね…でも明日から小麦ちゃんに
会えないと思うと寂しくなるわ」
『おば様…』
「でも自分のお店を開くのは小麦ちゃんの
夢だったんですもの…日本でも頑張ってね」
『…っ…はい、頑張ります!!』
時計を見ると開店時間になったのを確認して
持っていた鈴を鳴らすと笑顔でいつものかけ声をする
『Clover開店です!!
今日も貴方の一日に幸運が訪れますように!!』
*~**~*
『はぁ……片付けギリギリだったな~』
もう夜中の2時
綺麗に片付けられた殺風景な部屋を見て少し寂しくなった
あれから私はフランスのお父さんが働いてたお店で修行をした
そして臨んだ大会では惜しくも準優勝
悔しくていっぱいいっぱい泣いた
その気持ちを糧に更に修行を積んで、フランスに来て4年
2回目の大会に臨んで総合優勝を果たした
お父さんの知り合いのシェフの人に協力して頂いて
先ずはホテルのビュッフェでパンを提供させて貰った
パンの口コミは広がって色んな企業から声をかけて頂いて
契約を結んでお金を貯めつつ経験を積んだ
そして7年目してやっと自分のお店を開ける
ふと、スマホを見てLINEの友だち欄を見ても
彼の…爆豪君の名前はない
フランスに来てそうそう
人とぶつかった拍子にスマホを落としてしまって
電源はつかないし画面はボロボロ
SNSで美奈子ちゃんと彩香ちゃんのLINEは教えて貰えて
しょーちゃんの連絡先も、お母さんから冬美さん経由で
教えて貰うことは出来たけど彼の連絡先は…分からなかった
しょーちゃんは知ってたと思うけど
フラれた身分でわざわざ聞くのも可笑しいし
まだ未練あんのかよって思われるのも怖くて聞けなかった
それに
