17.彼の所に飛んでいきたい
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夏休みが始まってもう一週間
19時
宿題を終えて一息つこうとした時
スマホを開いてLINEに登録している
「爆豪勝己」の名前を見つめていた
彼は林間合宿の最中
どんな訓練をしているのか彼に聞いてみようと文字を入力する
内容を入力している途中で手が止まると
文章を全て消してしまった
『……恐れ多くて、送れないよ~~!!』
彼と最後にLINEのやり取りをしたのは
彼が友達申請をしてくれた時、嬉しすぎて返信したスタンプ
あの時はほぼ勢いで返事をしてしまったけど
いざLINEを送ろうと思うと緊張してしまって
書いては消してを繰り返している
すると
『…しょーちゃん?』
LINEにはヒーロー科の皆と夕飯を食べている写真
外でご飯食べてるんだ…
キャンプみたいで楽しそうだなって微笑んだ時
『ば、ば、ば、ば、爆豪君!?』
しょーちゃんの後ろでカレーを食べているのは
赤いタンクトップに黒のパンツ姿の爆豪君
『カッコいい!!羨ましい!!
私もカレー得意だから作ってあげたいよーー!!』
ありがとうしょーちゃん!!
この画像は永久保存させてもらってしばらく待ち受けにするね
早く夏休みが終わって会いに行きたいな
そんな楽しい気持ちが
一瞬で吹き飛ぶような事件が起こってしまった
『え…?』
次の日の夜
クラスの連絡網で回って来たのは
「外出は一切せずに自宅待機」という内容だった
訳が分からないまま次の人に同じ内容を連絡すると
テレビをつけた瞬間
『!!』
敵襲撃事件
雄英高校ヒーロー科一年の林間合宿中に敵が襲撃
生徒40名のうち、ヴィランのガスによって
意識不明の重体が15名、重・軽傷者11名
無傷で済んだのは13名だった
そして行方不明1名…その1名が
『爆豪君……そ、そんな………』
体の力が抜けると膝から崩れ落ちて
震えながら握るスマホを胸に強く抱き締めた
『…っ……爆豪君……』
お願い神様、彼を助けて
~彼の所へ飛んでいきたい End~
最後に見た彼の笑顔を思い出して
涙が止まらなくなった
