13.彼と悲しい初デート
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もうすぐ期末テスト
今日も一緒に無理矢理帰ってくれている爆豪君に
勇気を出して声をかけた
『ば、ば、ば、爆豪君!!
こ、今度の日曜日…私に勉強を教えて下さい!!』
爆豪「はぁ?」
少し前を歩いていた彼は
足を止めて私に振り向いてくれた
『私…その…数学が本当に苦手でして』
爆豪「あんな計算も出来ねぇくらいだからな」
『うぅ!!だ、だからね?
この前、数学丁寧に教えてくれて
その…凄く助かったから……教えていただければと…』
爆豪「…………」
『だ、ダメかな…?』
爆豪君の返事をソワソワしながら待ってると
爆豪「…11時に○駅のファミレス前」
『!!』
勢いよく顔をあげたら爆豪君はもう歩きだしていて
ニヤケ顔のまま急いで彼の所に向かった
『ありがとう爆豪君、大好きだよ!!
まさか…付き合ってくれる気になってくれた!?』
爆豪「一生ねぇわカス!!!!」
爆豪君の暴言も照れ隠しに聞こえてしまうくらい
私の頭はお花畑だった
早く明後日にならないかな
*~**~*
現在15時、午前中は快晴だったのに今は生憎の雨
そして少し肌寒い
約束した駅のファミレス前で爆豪君を待っていたけど
一向に現れない爆豪君に不安が募る
もしかして事件に巻き込まれた…?
雨の中、傘を買わずに急いで爆豪君の家に向かった
爆豪君の家に着いてベルを鳴らしたとき
「はーい!」と可愛い声が聞こえて扉が開いた
麗日「…あれ包見さん?……って、えぇ!?
どうしたの、ずぶ濡れだよ!!」
『(あれ…?)』
扉から出てきたのは1-A組のヒーロー科の人達
上鳴君に切島君もいて
爆豪君は私と目が合うと眉間にシワを寄せて私を睨んでいた
