第九十二話 [勢い止まらず]
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
死柄木が僕を狙ってるのが分かって
避難する時間を少しでも稼げるように誘導していたとき
いきなり通信機が壊れたと思ったら目の前に死柄木が現れた
死柄木「頭ん中で響くんだ、手に入れろって____」
あの夏、神野で味わった…死のイメージ
死柄木「ワン・フォー・オールをよこせ緑谷出久」
パシィ!!!!
緑谷「グラントリノ!!」
グラントリノ「ワン・フォー・オールと聞いて嫌な予感がしたよ
おまえら戦うつもりだったのかアレと!?
死柄木の崩壊は触れ合うもの全てを消す!
降り注ぐ瓦礫に触れただけで…死ぬ!
今のおまえでどうにかなる相手じゃねぇ!」
緑谷「っでも!!」
グラントリノ「ヒーローはまだ死んじゃいねェ!
死柄木は残った全員で討つ!!」
死柄木の前にリューキューが飛び込んできて
確実にリューキューに触れたハズなのに崩壊していかない
下を見たらエンデヴァーと
相澤先生を支えてくれてるロックロックとマニュアルがいた
グラントリノ「ここらでいいか」
緑谷「今、下に相澤先生が!!」
グラントリノ「ああ、死柄木の"個性"を封じとる」
爆豪「じィさんもっと離れた方がいいだろ!!」
緑谷「グラントリノ…かっちゃんは」
グラントリノ「ヒミツの共有者じゃろ、俊典から聞いとる
ここが限度じゃ爆豪…奴の移動速度が想像以上に速い
追える者は限られる
通信が封じられた以上、離れすぎは却って奴を自由にさせる
留まらせ人々から引き離しイレイザーの視界に入れた…
既に充分な成果じゃ」
緑谷「…グラントリノ」
グラントリノ「俺はイレイザーの足になりに戻る」
緑谷「隠れてろって…ことですか!?」
グラントリノ「奴はOFAの個性を移植させられたらしい」
緑谷・爆豪「「!!」」
グラントリノ「万が一、ワン・フォー・オールが奪われでもしたら
最悪を考えろ…それともう一つの個性も」
緑谷「え?」
グラントリノ「…聖嬢ちゃんは無事だろうな」
緑谷・爆豪「「!!」」
グラントリノの言葉に聖の笑顔を思い出すと
聖から預かったネックレスを強く握りしめた瞬間
目の前に色んな形をした脳無が現れると
その内の二体が相澤先生に襲いかかろうとしていた
グラントリノ「お前らは隠れていろ」
緑谷「最…悪…!!」
死柄木「邪魔だイレイザーヘッド」
相澤「邪魔はおまえだぁ!!!!」
緑谷「(先生…先生!!)」
ワン・フォー・オールを使ってジャンプすると
相澤先生に近づく死柄木の肩を押さえつけた
緑谷「次は…!!!!」
爆豪「こっちの番だ!!!!」