第九十話 [静かな始まり]
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今回の私達の任務の目的は
脳無を作っているドクター"柄木球大"とその作られた
脳無の捕獲
そして、転弧君と超常解放戦線の一斉掃討
私の目の前には群訝山荘
今、正に敵軍隊長の集まる定例会議があの館で開かれている
B組の小森さんが震えながら
自分達がここにいていいのかと話していたら
ミッドナイト先生が振り返った
ミッドナイト「彼らは大きくなりすぎた…」
骨抜「ミッナイ先生」
ミッドナイト「強大な力を手にした今、死柄木は最短で
目的を達成するつもりよ
危ないのはもうあなた達だけじゃない
大丈夫よ!初動で少し力を借りたいだけだから!」
上鳴「何で俺が最前線なんスか!!?
わあーんみんなが恋しい!!A組が恋しいよぉぉぉ!!」
『(…皆………出久…)』
右肩を突っつかれて振り返るとダークシャドー君で
頬を擦り寄せてきてくれたから私もお返しにと頬を擦り寄せて
右手でダークシャドー君を撫でていたら
常闇君が声をかけてくれた
常闇「…無理はするなよ天堂」
『…常闇君?』
常闇君の言葉に疑問が浮かんで首を傾けると
真っ直ぐ私を見つめていた
常闇「お前が無理をすれば…悲しむ男がいる」
『!!』
常闇君は私の気持ちに気付いているのかもしれない
それでもこんな時にそんな言葉をかけてくれるんだから
常闇は…優しくてズルい人だ
『…ありがとう常闇君』
常闇「…………」
そしてエッジショットさんが先頭に立って声をあげた
エッジショット「行くぞ!!続け!!一人たりとも逃がすな!!
彼らは訓練をされている!全員が目的成就に命を懸ける!
一人逃がせばどこかで誰かを脅かす!!」
一斉にヒーロー達が走り出すと
羽を広げて山荘に向かって飛んでいく
セメントス先生が山荘のコンクリートをうねらせると
建物の中のエントランスが丸見えになった
中から多くの解放信者が私達に向かってきていた
信者の一人が手から雷を出して私達に放った瞬間
上鳴君が電気を吸収してくれていた
上鳴「ハイ、幹部一名無力化成功!
後衛に心配かけねー為にも皆さんパパッとやっちゃって!!」
『チャージズマ!』
上鳴「心配すんなよラファエル~
この戦い終わったら俺とお茶付き合ってもらうかンなー!!」
『…っ……うん!!』
上鳴「……ウェイ!?」
上鳴君の言葉に嬉しくなると
急いでヒーローの後を追いかけた
絶対生きて帰って皆でお茶飲みに行こうね