第七十六話 [受け継ぐ者]
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A組対B組の合同演習
第二セット
②八百万、常闇、青山、葉隠
②拳藤、黒色、小森、吹出
結果は0-4でB組の勝利だった
でも、八百万さんのオペレーション
先を見据える考えは本当に凄いなって感動した
常闇君もダークシャドウ君と合体すると
空を飛べるようになっていて
何故かホークスさんを思い出してしまった
青山君のネビルレイザーも光を多く出せるようになって
B組の黒色君を苦しめていたし
葉隠さんインビジブルはやっぱり無敵だと思った
演習場の被害が大きくなってしまったので
ステージの移動もかねて休憩を挟むこととなった
少し先の方で爆君に出久とオールマイトさんが
何故か怒られていて、その光景が面白くて小さく笑っていると
轟「天堂」
『轟君…?』
思い詰めたような轟君の表情に
不思議と見つめていたら
轟「この前…親父を助けてくれて…ありがとう」
『!!…轟君』
轟君のその表情の理由は
エンデヴァーさんの事があったからなんだと納得した
『私は何もしてないよ?あれはエンデヴァーさんが
約束を守ろうとした、強い勇気と正義のおかげだから…』
轟「約束…?」
『聞こえたの、エンデヴァーさんの思いが
「お前が胸を張れるようなヒーローになろう
父はNo.1ヒーロー、最も偉大な男であると」って!』
轟「!?」
轟君は凄く驚いていて
その約束は轟君にしたものだったんだって分かってしまった
『私ね…エンデヴァーさんの勇気と正義に
ミカエル様が引き寄せられたんだと思う!
その時にね、何か掴めそうな気がした…もっと強くなれそうな
そんな気がしたから…もしインターンが再開したら
エンデヴァーさんの所に行くってお願いしてきた!』
轟「!!」
『一緒に頑張ろうね、轟君!』
轟「…ああ」
轟君の真っ直ぐな強い眼差しに目が離せないでいたら
次の試合の人達が呼ばれて轟君にエールを送ると
轟君が振り返った
轟「天堂…俺を見ててくれ」
『もちろん、応援してるね!』
轟「…………」
『?』
轟「…行ってくる」
『うん、行ってらっしゃい!』
爆豪「…………」
心操「(天堂さんって…鈍いよな)」
緑谷「(轟君…?)」
轟君の試合をちゃんと見ようと
大きなスクリーンに集中した