第七十四話 [塩崎VS悪魔の個性]
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背中を突っつかれて後ろを振り返ったら
梅雨ちゃんと上鳴君と切島君が心配そうに私を見ていた
梅雨「大丈夫聖ちゃん?」
『え?』
上鳴「さっきの塩崎って奴と…何か真剣だったからさ」
切島「お前ら仲良しだしやりずれーだろうけどさ
…頑張ろうぜ!!」
『皆………ありがとう、私は平気だよ!』
梅雨「ケロ!…いつもの聖ちゃんね、良かったわ」
切島「だな!!ところで…お前確か心操だっけ?
あんなこと言ってたけどさ仲良くやろうぜよろしくな!!」
梅雨「"個性"の詳細を教えて」
上鳴「モテる面だ、モテるだろ?俺には分かる」
心操「よろしく」
皆の言葉が嬉しくて微笑んでいたら
名前を呼ばれて振り向くと出久が心配そうに私を見ていた
緑谷「頑張って…無理はしないで」
『…出久』
出久の応援に勇気が沸いてくる
出久の両手を握りしめて自分の額に当てると、強く握りしめた
緑谷「え、ちょ、聖!?」
ゆっくり手を離すと出久に微笑んだ
『…充電完了♪』
緑谷「!!」
『じゃあ、行ってきます!』
緑谷「あ……っ…聖」
爆豪「…………」
轟「…天堂」
出久に手を振ると
梅雨ちゃん達の所に向かった
工場の中をゆっくり歩く皆に、勇気を出して声をかけた
『皆…私からお願いがあるの』
切島「どうした天堂?」
『私…茨ちゃんと1対1で戦いたい』
「「「!?」」」
心操「…………」
やっぱり三人は凄く驚いていた
梅雨ちゃんも保護色を解いてくれて私に駆け寄ってくれる
梅雨「理由はあるのかしら?」
『…相手チームの中で茨ちゃんが一番厄介だと思うの』
上鳴「まぁ…そうだろうな」
『茨ちゃんも私と1対1で戦うのを望んでた
多分相手のチームにもお願いしてると思う』
切島「本当に1対1で戦えるかまだ決まった訳じゃ…」
『戦う…絶対に、ね?』
切島・蛙吸「「!!」」
上鳴「?」
心操「…………」