第六十六話 [緑谷VSジェントル・クリミナル]
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出久は私に荷物を持たせると
私を庇うように前に出て攻撃体制に入っていた
緑谷「雄英に手ェ出すな」
『!!』
頭の中でミッドナイト先生の言葉を思い出す
(「警報がなれば即中止…____」)
それだけは絶対阻止しなくちゃ
土曜の朝、一通りなし
雄英近辺に事務所はないから加勢には期待できないし
お店の人に通報をお願い出来ない
二人はいきなり来ていた衣類を投げ捨てると
紳士服のようなスーツを着ていて
女の子は何故かビデオカメラを回していた
ジェントル「私は救世たる義賊の紳士ジェントル・クリミナル!
予定がズレた!只今いつもの窮地にて手短に行う
今回は…"雄英!!入ってみた!!"」
ラブラバ「キャー!!素敵よジェントル!!/////」
緑谷「俗っぽ!」
『?』
いまいちよく状況がわからなかったけど
出久は勢いよくジェントルさんの所に向かうと
柔らかい透明の壁に押さえられ動けずにいた
『出久!?』
ジェントル「リスナーならば承知のハズだが?
私の‘‘個性’’は弾性
触れたものに弾性を付与する、たとえそれが空気だろうと
ジェントリーリバウンド!!…暴力的解決は好みじゃない」
緑谷「!?」
『出久!!』
いきなり透明の壁に遠くに飛ばされた出久
敵が逃げようとして戻ってきた出久だったけど
ジェントルさんが床に手を着いた瞬間
出久がトランポリンのように
高く飛び跳ねてバランスが取れずにいた
急いで羽を広げて空を跳ぶと出久をキャッチする
その時、エリちゃんと雄英を見学した時の事を思い出していた
(「聖おねえちゃん…デクさん…もう行っちゃうの?」)
(「ごめんね、練習があるんだ」)
(『本番楽しみにしててね!』)
(「聖おねえちゃんにデクさん、私…ワクワクさんだよ」)
すると出久が全身ワン・フォー・オールを身に纏うと
新しい装具のグローブを着けたまま中指を勢いよく弾いた
緑谷「デラウェアスマッシュ エアフォース!!」
出久の指から放たれた空気砲が
ジェントルさんの背中に命中した
緑谷「っしゃあ!!」
『出久いつの間に…凄い!!』
緑谷「…っ……あ、ありがとう」
『!?出久大変、また逃げられちゃう!!』
緑谷「聖、僕を勢いよく投げ飛ばして!!」
『…分かった!!』
出久をジェントルさんに向かって大きく投げ飛ばすと
二人は取っ組み合いになりながら建設中の建物に突っ込んだ