第五話 [今私に出来ることを]
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雄英高校の制服を着て階段を降りると
メイドの雛菊さんと百合さんが駆け寄って来てくれた
雛菊「聖様…とってもお似合いでございます!!」
『ほ、本当ですか?ありがとうございます!』
雛菊「(笑った顔もまた良し!!)」
百合「(今日の夕飯…お赤飯でも準備しとこうかしら)」
『じゃあ皆さん、行ってきます!』
「「いってらっしゃいませ!!」」
出久と待ち合わせしている公園に着くと
出久はブランコに乗っていて
グレーの制服に上手く結べていない赤いネクタイが
出久の綺麗な緑の髪をより引き立てている
何やらブツブツと話してるいつもの出久に笑顔になると
少し早足で出久の所に向かって挨拶したら
何故か私を見て顔を赤くしていた
『おはよう出久!…顔赤いけど大丈夫?』
緑谷「だ、だ、大丈夫!!風邪なんて引いて」
『?』
緑谷「!?」
出久の額に手を乗せて自分の額にも手を重ねたけど
明らかに出久のおでこの方が熱かった
『やっぱり熱い…本当に大丈夫?』
緑谷「~~~!!い、いいから行こう!!」
『え!?あ、待って出久!』
出久とこれから三年間も一緒に登校出来るなんて
こんな幸せな事はない
*~**~*
目の前には二回目の雄英高校の校門
雄英高校ヒーロー科への入学
推薦入学4名を除く一般入試定員は37名
18人と19人に別れ2クラスしかない
ちなみに私と出久は同じクラスで1-Aなの!
教室に近付くにつれて元気をなくしていく出久に声をかけた
『出久……顔色悪いよ?』
緑谷「い、いや…怖い人達…一緒じゃないといいなって」
『(多分、爆君と眼鏡の男の子の事かな?)』
とうとう1-Aの教室の扉の前に着くと
何故かスゴく大きい扉が目の前にあった
バリアフリーなのかな?
出久は深呼吸した後に扉を開けると
目の前の光景に脱力していた
