第五十七 [戦慄!!地下迷宮]
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『真っ直ぐ最短で…目的地まで!!』
私の掛け声で一斉に正面玄関に入っていく皆を
後ろから飛んで追いかける
ファットガム「火急の用や!土足で失礼するで!」
ロックロック「俺ァだいぶ不安になってきたぜオイ
始まったらもう進むしかねえがよ」
ドタドタと前を走るファットガムさんに
ロックロックさんは苦虫を噛み潰したように嘆いでいた
天喰「どこかから情報が漏れてたのだろうか
いやに一丸となってる気が…」
刑事「だったらもっとスマートに躱せる方法をとるだろ
意思の統一は普段から言われてるんだろう」
相澤「盃を交わせば親や兄貴分に忠義を尽くす
肩身が狭い分、昔ながらの結束を重視してんだろうな
この騒ぎ…そして治崎や幹部が姿を見せていない
今頃地下で隠ぺいや逃走の準備中だろうな」
切島「忠義じゃねぇやそんなもん!
子分に責任押し付けて逃げ出そうなんて男らしくねえ!
『切島君…カッコいいね!』
切島「はぁあ!?」
緑谷「…………」
切島君の男気に感動していると飛んでいる道に見覚えがあって
サーさんに『そこを左に曲がった花瓶の所です!』
と話すと
「一緒だ」と言ってくれた
言われた通りサーさんは左に曲がった所の
少し前の花壇が置いてある所で足を止めた
サー「この下に隠し通路を開く仕掛けがある」
『この板敷きを決まった順番に押すと開きます!』
緑谷「!!…聖まさか…」
『うん…夢で見たの』
緑谷「…体、平気?」
『大丈夫だよ…ありがとう出久!』
緑谷「聖…」
バブルガール「ねぇ!あの二人って付き合ってないの!?」
切島「え?あ、はい!
二人は幼馴染みで小さい頃から仲良しなんスよ!!
教室でもだいたいあんな感じっスね!!」
天喰「…意外な組み合わせだな」
サーさんの操作によって隠し通路への扉がゆっくりと開くと
扉の向こうから組員が3人飛び出してきた
ピーダー「バブルガール…!」
「なァアんじゃてめエエエらアアア!」
ピーダー「1人頼む!」
センチピーダーさんが飛び出してきた3人のうち
2人と交戦を始めると
残り1人はバブルガールさんによって制圧された
バブルガール「ハイ、ごめんね!追ってこないよう
大人しくさせます!先行ってくださいすぐ合流します!」
切島「疾ぇ…!」
サー「いくぞ!」
緑谷「聖行こう!」
『!…うん!!』
出久に手を引かれると羽を閉じて
出久の背中を追いかけるように、地下階段を駆け下りた