第五十六話 [GO!]
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黄髪に黒のメッシュが入った男の人
顎だけ髭を生やしてる黒い長袖シャツにグレーのパンツ
ここって…ITUKOSHI?
女の子向けのオモチャ売り場
あれって…サーさん?
(「あのさぁ…プリなんちゃらってオモチャある?
小さい女の子に人気のヤツ」)
(「私も好きなんですよ…プリユア」)
その人は袋を持ってITUKOSHIから出ると
和風の玄関を入ると大きな普通の建物に入っていく
廊下の途中にある花壇を退かし順番に板敷を押すと
壁だったところが開き下に続く階段を下りていく
その人はさっきサーさんが勧めたプリユアを
エリちゃんに見せていて
エリちゃんは喜ぶどころかスゴく怯えていた
奥の扉に入った治崎
そこには人工心肺の機械が作動していて
酸素カヌラに点滴をされているおじいさんが眠っていた
治崎はそのおじいさんに話しかけていたけど
その声はとても寂しそうだった
(「すいません親父…うるさくなりそうだ」)
『!!』
勢いよく体を起こすと
保健室のベッドの上で大きく呼吸を繰り返してたら
私の背中を擦ってくれてるリカさんに声をかけた
『リカさんお願い!!教室から私の鞄を持ってきて!!』
リカ「どうしたんだい…とにかく落ち着きな」
『…っ………』
あれが本当なら…早く
早くサーさんに知らせないと!!
相澤「…この鞄でいいか?」
『!?…相澤先生!!』
相澤先生は私の近くの椅子にゆっくり腰を下ろすと
私に鞄を渡してくれた
内ポケットから携帯を出して電源を入れると
電話帳からサーさんの番号を見つけて電話をかけた