第五十四話 [嫌な話]
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
出久、麗ちゃん、梅雨ちゃん、切島君と電車に乗っている
(「皆同じ駅!?奇遇だね…!」)
(「先輩と現地集合なのよ」)
ビックスリーの三人がいて通形先輩が笑顔で敬礼していた
(「お!」)
(「わー皆勢揃いだね♪」)
(「…………」)
サー・ナイトアイ事務所2階には沢山のヒーロー達
グラントリノさんも相澤先生もいる
(「グラントリノ!?それに…相澤先生!?」)
エリちゃんの腕と足がボロボロになっていって
治崎はボロボロになった手足から血を取っていた
(「いたい…っ…いや………」)
(「完成だ」)
サーさんがスクリーンに写し出した治崎について
皆に話していた
(「若頭治崎の‘‘個性’’はオーバーホール
対象の分解・修復が可能という力です
分解…一度「壊し」「治す」個性
そして‘‘個性’’を「破壊」する弾
治崎には娘がいる…出生届もなく詳細は不明ですが
この3人が遭遇した時は手脚に夥しく包帯が巻かれていた」」)
グラントリノさんに相澤先生…それにサーさんが
廊下で話していた
(「彼女はいずれ…」)
『…………』
体を起こした時、自分の手に滴が落ちていて
自分が泣いているんだと気付いた
エリちゃんは…治崎に
私のお父さんが生きていたら
私はエリちゃんと同じ事をされていたかもしれない
そう思うと助けられなかった事が
悲しくて悔しくて苦しかった
『…っごめんね…エリちゃん…』
手で顔を覆いながら布団に顔を埋める
私が泣いたってエリちゃんは助かる訳じゃない
『…っ……必ずエリちゃんを…救ける』
涙を拭うと勢いよく顔をあげて天井を見上げた