第四十二話 [救いたい]
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~緑谷出久 サイド~
女子の提案から始まった
男子のお部屋披露大会だった筈のに
女子の容赦ない舌剣が男子の競争心に火をつけ
第一回 A組ベストセンス部屋王決定戦が始まってしまった
眠いと言って不参加のかっちゃん以外の男子の部屋は披露され
今から女子の部屋を見て回ろとしていた時
最初の部屋は聖だった
上鳴「(天堂の部屋か~/////)」
切島「(クラス屈指の人気者の部屋…)」
瀬呂「(可愛くて天然な天堂の部屋…)」
尾白「(何か…ドキドキするな)」
峰田「(天堂の部屋天堂の部屋天堂の部屋)」
轟「…………」
緑谷「(何か皆、緊張してる…?)」
そういえば、いつも聖が
僕の家に遊びに来てばっかりだったから
今まで聖の部屋、見たことなかったな…
緑谷「(な、何だろう…スゴく緊張してきた!!)」
麗日「あ!聖ちゃんは先生に呼ばれてて
今日は参加していないので飛ばして次行きま~す!!」
「「「「えぇ!?」」」」
葉隠「残念だったね男子~♪」
芦戸「まぁ私達は‘‘いつでも’’行けるけどね~笑」
上鳴「んだよまぢかァァ~!!」
峰田「天堂の部屋…」
轟「…………」
緑谷「(よかった…)」
聖の部屋が見れなかったのは残念だったけど
何故か安心した
でも、先生って誰なんだろう?
女子の部屋も聖と体調の優れない蛙吹さん以外見終えて
とうとう結果発表となり
第一回部屋王暫定一位は、砂藤君だった
理由は…砂藤君が作ってくれたケーキが美味しかったから
そのあと、麗日さんに裏庭に呼ばれた
僕と飯田君と轟君と切島君と八百万さん
そこには蛙吹いて泣きながら
聖とかっちゃんを救出しに行ったことが
ショックだった事を話してくれた
また楽しく皆とお話ししたいと言ってくれた
部屋王のこととかそうだけど
みんな、元のヒーローを目指して切磋琢磨する日常へ
戻そうと頑張ってくれていたんだ
僕も皆と気持ちは一緒だ
蛙吹さんとも仲直りして皆で寮に戻っている途中
聖と隣を歩くオールマイトを見つけて
いてもたってもいられず、皆に先に戻っててと声をかけると
二人の後を追いかけた
~緑谷出久 サイド終了~