第三十七話 [死柄木と主人公]
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光と影が戦ってる
街が崩壊していく
黒くて赤い光線が私に襲いかかってくる
(「君は僕と…死柄木弔と共にいる運命なんだ」)
(「汝の正義を…我に示せ」)
『…っ…………』
怠い身体を起こすと
何処かの小さいオフィスのような場所だった
知らない場所に戸惑っていると
後ろから扉の開く音がして勢いよく振り返った
黒霧「お目覚めですか…天堂聖」
『!!…あ、貴方は…黒霧さん』
黒霧「目覚めてすぐに申し訳ありませんが連いてきてください
…皆さんお待ちしています」
『…………』
ゆっくり立ち上がると奥の扉に案内された
少し廊下を歩くとまた扉があって黒霧さんが扉を開けた
黒霧「皆さん、天堂聖さんがお目覚めです」
俯きながら扉の中に入る
扉が閉まって顔をあげようか迷っていたとき
爆豪「聖!!」
『!?…爆…君…?』
自分の名前を呼ばれて聞き覚えのある声に顔をあげると
目の前には爆君が椅子に体を縛られていて
手も‘’個性‘’を使えないように拘束されていた
『爆君!!』
急いで爆君の前に駆け寄って膝を付くと爆君を見上げた
爆豪「ケガしてねぇか!?」
『私は大丈夫だよ!!爆君は!?ど、とこも痛くない?』
爆豪「平気だ…ンな情けねー面してんじゃねェぞ」
『爆君……』
いつもの爆君に涙が出そうになった時
死柄木「酷いなエンジェル…俺を差し置いて
そんなガキに声をかけるなんてさ」
『!?…し、死柄木…弔さん』
振り返ると、椅子に足を組んで私を見つめる死柄木弔さん
他にも何人かいて
黒髪の短髪で皮膚と皮膚を継ぎ接ぎしたような男の人
笑顔で手を振ってるセーラー服の女の子
全身黒ずくめの男の人
肩まである茶髪にサングラスをした男の人
トカゲの顔と皮膚の男の人
そしてマスクをした…私を捕まえた男の人
その人を見た途端、我慢していたものが溢れて叫んでいた