第三十話 [これからも幼馴染み]
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小型搬送用ロボットの搬送ロボが来てくれて
リカさんを搬送車に乗せたけど
治療するから待って欲しいとお願いした
震える手でリカさんに触って目を閉じたら
いつも浮かんでくる言葉とメロディが出てこなかった
『!!…そんな…何で!?』
すると扉からオールマイトさんとミッドナイト先生
マイク先生が駆け寄ってくれると
リカさんが危ないのが分かったのか
急いで運ぶように搬送ロボに指示を出していた
オールマイトさんに近付くと服をおもいっきり掴んだ
『オールマイトさん待って下さい!!
私ならリカさんを治せるから!!』
オールマイト「…今の君はとても不安定なんだ
だから治癒の力も発動出来なかった…そうだろう?」
『でも!!……お願い……お願いします!!
リカさんを助けたいの!!私が助けたいんです!!
今治さなかったら…わたし…何のために……』
オールマイト「…っ…リカバリーガールを連れて行って下さい」
『!?リカさん!!』
搬送ロボに連れて行かれるリカさんを追いかけようとした時
ミッドナイト先生とマイク先生に抑えられてしまった
マイク「落ち着くんだエンジェル!!」
ミッドナイト「貴女の体も限界のはずよ!?」
『リカさん!?…っ……リカさん!!』
何のために今までリカさんから
治癒について教わってきたんだろう
こんな大事な時に大切な人を守れないなんて
私はこの一年…いったい何をしてきたの
『リカさーーーーーーーーーん!!!!』
私の目の前からリカさんが見えなくなっても
リカさんの側にいたくて
先生の腕から無理矢理逃げようとしていた
ミッドナイト「…っ…マイク私から離れて!!」
マイク「!!」
いきなりすごい眠気に襲われて
先生に抱えられながら膝を床に付くと
ミッドナイト先生が服を破っていて
先生が‘‘個性’’を使ったんだって分かった
『…そ…んな……嫌…だ……せん、せい……』
ミッドナイト「…………」
意識が遠くなりかけた時
リカさんが優しく私を呼んでくれた気がした
ミッドナイト「…悪いわね聖ちゃん」
『…リカ…さん…ごめ……ん…なさ……………………』
ミッドナイト先生の腕に抱かれながら目を閉じたとき
涙が頬を伝ったのが分かった