第二十九話 [ごめんなさい]
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~緑谷出久 サイド~
僕達がモニターから見ている、悪魔の‘‘個性’’の聖
瞳は赤く、黒くて長い真っ直ぐな髪を靡かせ
胸元が広く左右にスリットが入った黒いワンピースドレスに
左耳の横には紫色の黒死蝶の髪飾りを付けていた
天使の時とは全く姿も雰囲気も違う聖に
全員言葉を失っていると、目の前から聖が消えた
相澤「婆さん後ろだ!!」
リカ「!?」
緑谷「リカバリーガール!!」
聖はいつの間にかリカバリーガールの背後に回ると
背中から蹴りを入れてリカバリーガールを吹っ飛ばした
リカ「…っ…久しぶりの再会なのに大した挨拶じゃないか」
『…‘’今日‘’でちょうど12年ぶりかしら?』
緑谷「…っ………」
口調は穏やかなのに瞳は全然笑ってない
憎悪、嫌悪、殺意
そんな目をしている聖にショックを受ける
『でも生きててくれてよかったわ
だって貴女が死んでたら、私が貴女を殺せないでしょ?』
爆豪「ンだと…」
緑谷「聖…何言ってるの?」
聖は手を掲げると黒と銀の大きさの剣が現れて
リカバリーガールに向かって剣を突きつけていた
『ただじゃ殺さない…閉じ込められた12年分
お前を苦しめてから地獄に落としてやる
…聖の両親と同じようにね?』
爆豪「てめェ…いい加減にしやがれぇ!!!!」
切島「お、おい!!爆豪!!」
上鳴「落ち着けって!?」
僕も我慢出来ずに聖のいる部屋に声が届く
マイクに向かって叫んだ