第二話 [ヒーローの条件]
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出久はオールマイトさんに
聞きたい事があるんだって思った私は
出久の手を掴んでオールマイトさんのズボンを持たせた
オールマイトさんが空に向かってジャンプした瞬間
私と出久も一緒に空を飛んでいた
緑谷「~!?~☆~!!~*!!」
『きゃあーーー!!!!!』
オールマイト「な、何!?」
オールマイトさんは出久と私の頭を掴んだら
まさか落とそうとするから
涙を流しながら一生懸命首を横に振ると
オールマイトさんは躊躇いながら
私の頭を優しく撫でてくれた
しばらくしてどこかの屋上に降ろされた私達
腰が抜けて座りこんだ私と出久に
オールマイトさんは声をかけた
オールマイト「全く…私は本当に時間がないのでこれで!」
緑谷「!?…っ……待ってください!!」
オールマイト「嫌、待たない!!」
緑谷「嫌!!でも!!…っ………」
『…出久』
出久が強く拳を握り締めているのを見て我慢出来なかった
『待って下さい、オールマイトさん!!』
オールマイト「!」
オールマイトさんが振り向くと
出久はゆっくり立ち上がって
顔を俯かせながら、でもオールマイトさんに向き合っていた
緑谷「個性がなくても…ヒーローになれますか!?」
オールマイト「……つっ!!」
『…え?』
オールマイトさんは何故か苦しそうに跪くと
体から煙がでていてオールマイトさんを包んでいた
何か話している出久に声をかけたくても
いきなりの事に口を開いたり閉じたりしていたら
煙が消えた目の前には
さっきまでいた筋肉モリモリマッチョで
2mは余裕で越えていたオールマイトさんが
何故か痩せ細くなって身長も縮んでいた
出久もその事実に気付くと空気が凍りついた
緑谷「あれ!?えええ!!
さっきまでのオールマイトは!?偽物!?」
『出久!?ちょ、ちょっと落ち着いて?』
オールマイト「…私はオールマイトぐほお!!」
『!!』
緑谷「嘘だー!!!!」
細くなったオールマイトさんが吐血したのを見て
急いでポケットにあったハンカチを渡した